Flaunt It/SIGUE SIGUE SPUTNIK

    SIGUE SIGUE SPUTNIKの『Flaunt It』は、賛否両論というよりも否定的な意見が多かったかもしれないが、僕はワンパターン的なリズムの繰り返しにはまってしまって、何ヶ月もこのアルバムを聴いていた(笑)。
    本当に好きなアルバムだった。

    1986年のデビューアルバム『Flaunt It』。

    SSS1st (5)
    *左から米国盤、国内盤、英国オリジナル箱入り盤


    Generation XでBilly Idolと共に楽曲を作ってグループを引っ張っていたTony Jamesが80年代半ばに、rock’n roll第5世代と称して度派手なビジュアルと打ち込みのリズムを核としたグループを引き連れて登場した。それがSIGUE SIGUE SPUTNIKだった。

    SSS1st (8)
    *英国オリジナル盤は、プラモデルの箱のような凝ったジャケットに入っているが、中身は残念ながらレコードと小さなブックレットだけ、ブックレットは米国盤内袋とほぼ同じ

    これを書きながら久しぶりに聴いているが、GenerationX時代にやっていたdubの手法が全く同じように使われていて、それも好きだった。

    と言いながら、僕は初めて彼らをテレビで観た時は、あまりのケバいビジュアルに引いてしまったくちなので、まともに聴いたのは1年以上遅れてだった。
    経緯は覚えていないが、『Flaunt It』の米国盤を買って聴きまくる羽目となった(笑)。
    その後2ndアルバムは発売時に買ったのを覚えている。

    デビュー当時、英国EMIとの多額な契約金でデビューしたグループと聞いたので、どんな奴らかと期待した。が、プロモで来日した際のTV出演で観た彼らにがっかりした。
    残念なケバイビジュアルに打ち込みサウンド、口パクだったと思う。あれでは、単なるキワモノと思われても仕方なかった。

    SSS1st (12)
    *左から国内盤、米国盤


    ところが『Flaunt It』は、もしそのサウンドを気に入ったなら、このワンパターンのスタイルに心地よさを感じ、なかば中毒的とも言えるまでに何度も何度も繰り返して聴き続けることになる、そういうアルバムだった。

    SSS1st (16)
    *国内盤、レーベルは英国盤に準拠、米国盤内袋と同じ写真を見開きに使った解説・歌詞カードつき

    楽曲的にはシンプルなrock’n rollを近未来的なバックサウンドに乗せて演奏するだけのことで、打ち込みやdub、サウンドコラージュを使ったアレンジで近未来的に聴かせている。Vocalの歌唱スタイルは、Elvis風でもありBilly Idol風でもある。

    SSS1st (19)
    *米国盤、レーベルデザインは独自

    アルバムコンセプトは、Whoの『The Who sell out』と同様に、曲間にCMを挟み広告収入を得るというもの。実際にLPとCDとではCMが違っていた記憶がある(今回は確認していないが)。CM協賛企業はジャケット裏に掲載されている(すべてが本物か架空かは知らない)。

    英米盤は最終の曲順が決まる前に印刷されたのだろう、実際の曲順とは違った順番がジャケットに(英国盤は付属のブックレットに)印刷されている。しかし、発売が遅かった日本盤は収録順に印刷されている。

    SSS1st (24)
    *英国盤のジャケット(箱)裏は一色で何も印刷がない、ブックレットの裏表紙がジャケット裏面のようなもの

    今聴いても僕は楽しめる。やっぱり、このワンパターンなツタタタツタタタってやつにやられてしまう(笑)。最高だ。


    スポンサーサイト

    テーマ : 洋楽ロック
    ジャンル : 音楽

    tag : レコード 英国盤 ジグジグスパトニック SPUTNIK ロック第5世代

    コメント

    Secret

    プロフィール

    JD

    Author:JD
    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。僕は1970年代のオーディオ全盛期の最後に属する世代で、ペアマイク持参で生録に挑戦した世代。国内盤LPが高価だったので輸入盤を買っていた、そういう中高生時代を過ごした。

    最新記事
    最新コメント
    最新トラックバック
    月別アーカイブ
    カテゴリ
    カレンダー
    04 | 2017/05 | 06
    - 1 2 3 4 5 6
    7 8 9 10 11 12 13
    14 15 16 17 18 19 20
    21 22 23 24 25 26 27
    28 29 30 31 - - -
    検索フォーム
    RSSリンクの表示
    リンク
    ブロとも申請フォーム

    この人とブロともになる

    QRコード
    QR