Go ahead and cry/Righteous Brothers

    僕が曲を好きになる場合はたいてい、サウンドが格好良い、ボーカルに魅せられる、あるいはその両方というパターン。歌詞に惹かれて好きになることは本当にほとんどない。
    その例外曲がRighteous Brothersの「Go ahead and cry」。
    偶然耳に入ってきた歌詞の一節に感激してしまったのだった。

    その「Go ahead and cry」をアルバムタイトルにしたのがVerveでの2枚目のアルバム、1966年発表の『Go ahead and cry』。

    goaheadandcry (8)
    *米国オリジナルモノラル盤



    このアルバムを持っている人はRighteous Brothersの熱狂的なファンであるか、米国pop/rockのマニア(コレクター)ぐらいだと思う。普通の60年代rockファンには特に興味関心など持たれないアルバムだろう。

    と言うのも、収録曲に目立った大ヒット曲がないし、この時期(つまりVerve移籍後)のRighteous Brothersが日本で語られることは全米No.1ヒットとなった「Soul and Inspiration」以外ほぼないからだ。

    それに、僕のようなファンが聴いても、彼らの最高作だとは思わないし。

    goaheadandcry (6)
    *いつもながらVerveのジャケット裏面はそっけない(と思っている)

    けれども、サウンド的にも選曲的にもVerve以前のMoonglow時代を彷彿させる内容で、彼らの平均的な実力の高さは十分に伝わる作品だと思う。

    例えば、アルバムラストを締めくくる(B-6)ブルース曲、「Things didn't go your way」での掛け合いボーカルやB-2「Stagger Lee」の軽快なカバーを聴けば、そのあたりはわかってもらえると思う。


    前作『Soul and Inspiration』は、前述の如く大ヒットとなったタイトル曲を含んでいたので、そこそこ有名だけれど、アルバム全体のまとまりという点では『Go ahead and cry』の方が良くなっている。
    残念ながら「Go ahead and cry」シングルは全米top30止まりだけれど。

    goaheadandcry (1)
    *Promo盤なのでレーベルは黄色


    そうそう、最初に記した歌詞の一節は次の部分。
    Your heart will love again

    何が良いって、You will love againでなく、your heart will love againとなっているところ。
    しかもこの曲のメロディの起伏、全体の盛り上がりのところに(この後、さらに盛り上がるが)この歌詞が位置しているのが何よりも素晴らしい。作者はBill Medley本人。

    この1曲だけを何度もrepeat再生することもある(笑)。



    関連記事
    スポンサーサイト

    テーマ : 洋楽ロック
    ジャンル : 音楽

    tag : RighteousBrothers ライチャスブラザース 60年代米国ロック 60年代米国ポップス レコード モノラル盤 全米No.1ヒット

    コメント

    Secret

    プロフィール

    JD

    Author:JD
    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。僕は1970年代のオーディオ全盛期の最後に属する世代で、ペアマイク持参で生録に挑戦した世代。国内盤LPが高価だったので輸入盤を買っていた、そういう中高生時代を過ごした。

    最新記事
    最新コメント
    最新トラックバック
    月別アーカイブ
    カテゴリ
    カレンダー
    03 | 2017/04 | 05
    - - - - - - 1
    2 3 4 5 6 7 8
    9 10 11 12 13 14 15
    16 17 18 19 20 21 22
    23 24 25 26 27 28 29
    30 - - - - - -
    検索フォーム
    RSSリンクの表示
    リンク
    ブロとも申請フォーム

    この人とブロともになる

    QRコード
    QR