David Bowie(Space oddity) 1999年CD

    取り上げるなら今しかないと思えた。
    1999年に24bit remasteringによって発売されたCD『David Bowie(Space oddity)』(輸入盤)の音傾向を、先日紹介した再発重量盤LPや72年の英国RCA盤LPと比較した。

    DBCD99 (3)
    *新品の状態で撮影した



    このCD、買ったことをすっかり忘れるほど棚で眠っていた(苦笑)。
    今日初めてシュリンクを取り開封し、聴いた。

    ちょっと驚かされたのは、左右のセパレーションの良さ。僕がこれまで聴いてきたどのLPよりも左右の分離が完璧で、さすがCD!と思わずにいられなかった。
    左と左の音の距離が遠い(笑)。やっぱりこの点ではアナログはCDには及ばない。

    DBCD99 (5)
    *このCDを買った理由は、69年のオリジナルジャケットを採用したから

    ただ、この99年CDは中音域が薄いうえに、全体的なバランスとしては高域寄りだ。低音域は低いところまで収録されているのはわかるが、高域が耳につきすぎる。これは僕の持っているLP(RCA盤、Ryko盤、先日の重量盤)との比較で同じ傾向の盤はない。

    それでも、RCA盤よりも1世代以上若い音をしているように思えるし、もし凹んでしまった中音域が戻って高域強調がなければ、かなり良いバランスで聴けるはず。

    逆に先日紹介した再発重量盤LPの低音域強調も、99年CDを聴いて気になってしまった。あまりに音傾向が違うからだ。

    再発重量盤LPは最新remaster音源(僕の推測ではハイレゾ)を使用しているが、中音域~低音域がかなり太い。もしかすると低音域を強調した際に中音域も合わせなければ不自然になるので、そのようにまとめたのかも。

    DBCD99 (8)
    *CDブックレットを取り出した、ステッカーはプラケースに直貼り

    悪い例えとして、(もう一昨年になってしまったか?)、Creamの再発LP Boxセットを思い出してしまった。

    あれは明らかに低音域を強調したカッティング(マスタリング?)になっていて、元マスターが同じと思われるSACDとはバランスが全然違っていた。再生の際にはアンプのトーンコントローラーを使用してBass帯域を下げないとまともな音にならないという気がしたので、途中で聴く気が失せてしまった。

    なんと言うか、カッティングの際に意図的に抽象的なイメージである“アナログっぽい音”になること目論んで製造された気がしてしまって・・・・・・そういう恣意的な操作はやめてもらいたいのだが。

    今回のDavid Bowieの再発LPsはそういう操作をされているのでなく、元のマスターのバランスがこういう傾向だったのだ、と思いたい。


    99年CDの話だったのが、最後には先日の再発重量盤LPの話になってしまった・・・・・・。


    関連記事
    スポンサーサイト

    テーマ : 洋楽ロック
    ジャンル : 音楽

    コメント

    Secret

    プロフィール

    JD

    Author:JD
    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。僕は1970年代のオーディオ全盛期の最後に属する世代で、ペアマイク持参で生録に挑戦した世代。国内盤LPが高価だったので輸入盤を買っていた、そういう中高生時代を過ごした。

    最新記事
    最新コメント
    最新トラックバック
    月別アーカイブ
    カテゴリ
    カレンダー
    04 | 2017/05 | 06
    - 1 2 3 4 5 6
    7 8 9 10 11 12 13
    14 15 16 17 18 19 20
    21 22 23 24 25 26 27
    28 29 30 31 - - -
    検索フォーム
    RSSリンクの表示
    リンク
    ブロとも申請フォーム

    この人とブロともになる

    QRコード
    QR