Beatles’Greatest hits vol.2

    先日の訃報から、久しぶりにBeatlesのLPを取り上げることにした。
    オーストラリアで発売された編集アルバム『Beatles’Greatest hits vol.2』。
    詳しい発売年月は知らないが収録内容から推測すると1966年、米国で『Yesterday and today』の発売の後だろうか。
    *3/14追記:miyabiさんより発売日情報をいただいた、1967年とのこと(コメント欄参照)

    BeatGHV2 (14)
    *豪オリジナルLP 左(背後):Mono、右:stereo、ジャケットは共通でstereoシール対応

    これのstereo盤には、当時世界で初めてと思われる「She's a woman」のtrue stereo音源が収録されている。




    僕も70年代の終わり頃から「She's a woman」のtrue stereo音源を探して、同曲を含む米国編集盤や国内再発シングル盤などを買える範囲で買ってみたが、どれも擬似ステレオだった記憶がある。

    結局、true stereo音源で聴けたのは、81年末発売の英国EP BOX setに収録された特典EPが初めてだった。

    その後、8枚組のLP Box set(レコードクラブ販売用)にも収録されることになるが、それ以前だったか、オーストラリアの編集盤にtrue stereoで収録されているとの話をラジオで聞き、実際にラジオで流れたのを覚えている。

    BeatGHV2 (5)
    *stereo盤レーベル

    でもその時は、80年代の再発盤ゆえに、音源が差し替えられているのだろうと勝手に思い込んでいた。

    当時はオーストラリア盤の再発盤(ジャケット違いを含む)が輸入盤で日本に入荷し、僕もレコード屋で目にしていたし、友人はジャケット違いのアルバムを率先して買っていた。そういう時期だった。

    その後、90年代になって、僕もBeatlesの各国盤収集に本腰を入れだし、『Beatles’Greatest hits vol.2』の豪オリジナル盤を手に入れたわけだが、まさか、66年67年発売のオリジナルLPに最初からtrue stereoで収録されていたとは知らず「なんだ、オーストラリアではBeatles活動中に普通に手に入っていたとは!」と、驚かされた次第。

    BeatGHV2 (12)
    *裏面

    冒頭に書いた発売時期の予測、米国で『Yesterday and today』の発売の後と言うのは、ここに収録されている「We can work it out」「Day tripper」が米国向けのstereo mixで収録されているから。

    BeatGHV2 (9)
    *収録曲

    ただ、このstereo盤はカッティングレベルがとても低く(いろいろなマスターテープを使用しているのでレベルを合わせるためか?)、音質にもバラツキがある。
    そのため、コレクターやマニア以外は80年代の再発盤で十分だと思う。

    BeatGHV2 (1)
    *Mono盤レーベル

    なお、モノラル盤はstereo盤を単純にmonoにミックスしてカットしただけなので、偽monoになっている点は『Beatles’Greatest hits vol.1』と同様だ。


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    No title

    JDさんお久しぶりです。
    Beatles’Greatest hits vol.1も2もほしいのですがなかなか手に入りません。
    vol.2は、かろうじてステレオ盤だけは、持っているのですが…
    さらに恥ずかしながら、true stereoの件も所有していながら気が付きませんでした。
    (EP boxが初発だと信じ込んでいました。)

    気になったので発売日を調べてみました。

    VOLUME 1
    STEREO 22 Feb 1968
    mono  7 Jun 1966

    VOLUME 2
    mono  16 Feb 1967
    STEREO 16 Feb 1967

    みたいです。VOLUME 1のステレオだけずいぶんタイムラグがありますね。




    Re: No title

    miyabiさん、こんにちは。
    お久しぶりですね。

    > vol.2は、かろうじてステレオ盤だけは、持っているのですが…
    > さらに恥ずかしながら、true stereoの件も所有していながら気が付きませんでした。
    > (EP boxが初発だと信じ込んでいました。)

    そうでしたか。
    これってあまり知られていない話なんですかね?

    > 気になったので発売日を調べてみました。

    ありがとうございます。
    参考にさせていただき、Vol.2発売部分を訂正しました。

    > VOLUME 1
    > STEREO 22 Feb 1968
    > mono  7 Jun 1966
    > みたいです。VOLUME 1のステレオだけずいぶんタイムラグがありますね。

    Vol.1のmono盤がStereo音源をmonoにしただけなので、当初からStereo盤も登場していたと推測できます。
    あえてStereo盤の発売を遅らせる理由もないでしょうし、その点だけは腑に落ちないですね。




    プロフィール

    JD

    Author:JD
    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。僕は1970年代のオーディオ全盛期の最後に属する世代で、ペアマイク持参で生録に挑戦した世代。国内盤LPが高価だったので輸入盤を買っていた、そういう中高生時代を過ごした。

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