Double Dynamite

    Sam and DaveがStaxを代表するSoulデュオであることに異論のある人はいないだろう。いや、60年代後半のR&B/Soulシーンを代表すると言っても良いのでは。

    彼らの1966年の2ndアルバム『Double Dynamite』の米国オリジナル盤を先日ようやく手に入れた。

    『Double Dynamite』(Stax S712-stereo盤)
    SADDD (13)

    ※Stax在籍前のRoulette時代の音源を集めて出された編集盤をオリジナルアルバムとはカウントしていない。


    このアルバムは彼らの代表曲の一つであり、大ヒットシングルとなったballad「When Something is Wrong With My Baby」が収録されていることで有名だ。僕も最初はそこから入った。

    けれども、久しぶりに聴いていいなぁと思うのは、昔初めてCDで購入して聴いた時と同じで、やはり彼らの持ち味であるアップテンポの曲やちょっと浮き浮きしてしまうようなノリの曲だ。
    具体的には、66年にシングル発売されているA-1の「You Got Me Hummin'」や何故かライブ録音版でシングルが発売されたA-5「Soothe Me」、あるいはA-2「Said I wasn’t gonna tell nobody」、B-4「I don't need nobody」、B-6「Use me」あたり。

    逆に初めて聴いた時から退屈に思えていたB-1~B-3の3連発は今聴いても僕には今ひとつ。
    それでもB-1は昔感じたほどには悪くないようには思えた。

    SADDD (8)
    *ジャケット裏面

    なお、米国オリジナルLP(Stereo盤)は、低音域もしっかりと刻まれていて、盤質さえ良ければバランスの良い音で聴ける。但し、ボーカルが中央に定位した曲と右側に定位した曲の2種類が混在し(録音スタジオの違いか?)、中央定位の曲のいくつかは低音域がしっかりと録音されていない曲もある。右側に寄った曲はどれも申し分ない。

    彼らのシングル(mono音源)を聴くと、Otis と同様にStereoバージョンとは完全な別テイクを使っているものがあるので、マニアはmonoシングル集も持っておきたいところ。


    ちなみに、68年に発売された同一ジャケット・タイトルを使用した国内盤LP(SMAT-1023)は、Staxの最初の3枚のLPからの寄せ集めとなっていて、全く選曲が異なる。

    SADDD (5)
    *ジャケットの色味も米国盤より薄いピンクっぽい色に変えてある

    つまり、「Hold on」や「Soul man」が収録されているのだ(笑)。選曲としてはベスト盤と言っても間違いではない。それにしても当時最新のアルバム『Soul man』のジャケットをあえて使用しなかった理由は、推測すると、彼らの顔が見えないからだろうか?

    SADDD (2)
    *国内盤 裏面

    なお、国内盤A-2に収録の彼らのStaxからの2ndシングル「I take what I want」はモノラルで収録。
    この曲のtrue stereo音源は聴いたことがない。











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    テーマ : 洋楽ロック
    ジャンル : 音楽

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    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。僕は1970年代のオーディオ全盛期の最後に属する世代で、ペアマイク持参で生録に挑戦した世代。国内盤LPが高価だったので輸入盤を買っていた、そういう中高生時代を過ごした。

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