The best of the Supremes featuring the Four tops

    Diana Ross and the Supremesは、1970年のDiana Rossの独立・ソロへ転向に伴い、新たなリードボーカリストとしてJean Terrellを迎え、再びグループ名をSupremesに戻して再出発することは皆さんご存知の通り。

    これはそのJean Terrell在籍時(1970~73)のSupremesの編集盤。

    supremes70s (11)
    *英国盤と思っていたがSweden盤だった

    B面はFour topsとの競演盤からの選曲(シングル曲を含む)。



    ちょうど1970年を境にして音楽シーン&サウンドの変化からすると、個人的には、Diana Rossがソロ歌手として抜けてJean Terrellを迎えたことはグループにとって大正解だったと思っている。何よりもJean Terrellのボーカルの声質や歌唱力が素晴らしい。
    ありえない話だが、欲を言えばもっと早くこの交代が起こって欲しかったくらいだ。

    しかしながら、Dianaが抜けたSupremesは、アルバム収録曲の選曲やアレンジ、あるいは売り出し方などから判断するに、Motown内ではあまり力が入れられなかったのでは?と推測している。
    あるいは、Motown社内で方向性がうまく定められず迷走していただけなのかもしれないが。

    今回紹介しているベスト盤のA面に収録された新生Supremesにとっての初期シングルである「Up the ladder to the roof」、「Stoned love」あたりは、彼女たちの新たな船出を応援するかの如く素晴らしい曲だ。フェイザー効果を加えた「Nathan Jones」も面白い。

    けれども、このベスト盤に収録されていない名曲「Touch」が当時ヒットしなかったという事実がプロモーション不足に思えて仕方がない。

    supremes70s (8)
    *ジャケット裏面のデザインはしょぼい、なおオリジナルモノシングル音源でなくステレオ音源で収録


    あるいは、このベスト盤のB面を占める Four topsとの競演盤の連発(アルバム3枚)という売り出し方がお互いのグループにとってプラス効果にならなかったのかな?とも思えたり。

    但し、Four topsとの競演でのシングルカットされた有名曲「River Deep – Mountain High」は大ヒットしているが。

    尚、このベスト盤の収録曲は71年末のシングル「Floy joy」までで、72年録音の作品は含まれず。

    supremes70s (1)
    *レーベル

    73年にはJean Terrell、(Cindy Birdsongから変わった)Lynda Laurence、そしてオリジナルメンバーのMary WilsonによるSupremesで来日し、当時日本でしか発売されなかった『The Supremes Live! In Japan』が発売されている。
    しかし、その収録曲の選曲は個人的には魅力的とは言い難い。

    いつか紹介したいと思う。



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    ジャンル : 音楽

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    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。僕は1970年代のオーディオ全盛期の最後に属する世代で、ペアマイク持参で生録に挑戦した世代。国内盤LPが高価だったので輸入盤を買っていた、そういう中高生時代を過ごした。

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