Hunky Dory

    David Bowieの『Hunky Dory』は『Space oddity』同様に、買った当時とても気に入って良く聴いたアルバムだった。
    今回聴いたのはこれも90年代以来のように思う。20年ぶりぐらいだろうか。

    HDDB (4)
    *1990年の英国再発盤、1枚のLPに4曲のボーナストラックを追加

    2枚の間に『The Man Who Sold the World』を挟んでいるが、それも良く聴いた記憶はある。
    が、引越し後にLPが見当たらず(苦笑)。



    『Hunky Dory』は1曲を除きロック色が弱く、アコースティックなサウンドの作品。僕にはほとんどシンガーソングライターのアルバムのような印象だ。

    特にA面の5/6はピアノが伴奏のメインとなるようなシンガーの作品。
    個人的にはそういうサウンドの作品を好んで聴くことは昔から(当然今も)ない。

    HDDB (9)
    *ジャケット裏面、曲目表示はオリジナルの通りなので、実際の収録とは異なる

    当時のRyko/英EMIによる再発プロジェクトで、ようやくDavid Bowieを聴き始めた僕だが、David Bowieに対しては、もっとRock色の強いアーティストのイメージがあった。
    そのため、初期作品は予想に反してソングライターとしての実力を提示する作品だったのかと驚いた次第。

    さらに、再発当時のリアルタイムなロック、つまり90年前後の英米ロックに今ひとつ熱狂を覚えなかったこともあって、David Bowieのアコースティカルな初期作品群に心惹かれたことを(今これを書きながら)思い出した。
    きっと自分のタイミングがDavid Bowie初期作品再発時期と合ったのだと思う。

    HDDB (12)
    *Ryko盤、2枚組3面レコード、ボーナストラックは別LP扱い

    『Hunky Dory』は、1曲目の「Changes」だけでなく、他の曲も魅力的だ。但し、そのサウンドは派手でなく、歌唱を聴かせるタイプのものが多い。
    大勢で聴くのでなく、一人じっくりと向き合うような作品とでも言えようか。

    HDDB (18)
    *収録曲は英国盤もこれと同じ(クリックで拡大)

    B面になると若干趣が変わって、曲調は少しバラエティに富んでくる。サウンドもrock寄りと言うか、(僕には)面白くなる。

    それぞれの曲は個性的であるけれど、シングル向きではない。
    このあたりがアルバムとしてのまとまりの良さにつながるのかもしれない。

    HDDB (16)
    *見開きジャケットの内側、英国盤も共通のデザイン

    なお、次のアルバム『Ziggy Stardust』では50年代rockのスタイルを作曲に取り入れているが、『Hunky Dory』の楽曲スタイルやサウンドはそこまで温故知新的でなく、その時代に応じたものに思える。

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    テーマ : 洋楽ロック
    ジャンル : 音楽

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    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。僕は1970年代のオーディオ全盛期の最後に属する世代で、ペアマイク持参で生録に挑戦した世代。国内盤LPが高価だったので輸入盤を買っていた、そういう中高生時代を過ごした。

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