Space oddity(Man of words/man of music)

    明日も続きそうだが、今日は朝から積雪と強風のために福岡も大荒れだった。日曜日で良かったと思うが、明日はどうなることやら。

    前置きはこれくらいにして、David Bowieのベスト盤を聴いていると、アルバムも聴きたくなって。引っ張り出してきたのはこれ。

    SODB (30)
    *歌詞印刷のあるオリジナル内袋付き

    『Space oddity』1972年の再発英国盤。



    69年にPhillipsから発売されたDavid Bowieの2枚目のアルバムの権利をRCAが買い取り、タイトルやジャケット、収録曲を変えて(「don't sit down」をカット)発売したものだ。

    SODB (23)
    *ジャケット裏面

    僕はこのジャケットでこのアルバムを知ったので、21世紀以降にPhillipsからのオリジナル仕様ジャケットで再発されたLPを見て、とても新鮮だった記憶がある。
    但し、その時はDavid Bowie作品への興味が薄れていたので買わなかったが(苦笑)。

    69年のシングル「Space oddity」は、かなりのヒットを記録しているので、きっとPhillipsからのアルバムもそれなりに売れたのでは?と想像しているが、中古では僕は近年以外には見かけたことがなかった。

    SODB (17)
    *おなじみのRCAレーベル

    RCA時代の再発時は、David Bowieの人気が69年では考えられないほど高かっただろうから、72年の再発盤はもっと売れたのだろう。とてもよく見かける。だから安価で入手もしやすい。

    アルバム全体の印象はシングル曲「Space oddity」で受ける印象と違って、フォークよりというかアコースティックな印象をずっと抱いていた。
    このアルバムを最後に聴いたのは東京に居た頃なのできっと5~6年ぶりだと思うが、今回聴いてもあまり印象は変わらず。
    内容からすると、再発ジャケットよりもオリジナルジャケットのほうがふさわしい気がする。


    今回、比較用にRykoからの2枚組(3面)LPと、Ryko盤と同一内容だけれどシングルLPでの発売を行った英国盤も引っ張り出してきた。

    SODB (13)
    ‘Rykoからの2枚組(3面LP)

    SODB (9)
    *ジャケット裏面はPhillips盤に使われた写真? 左はボーナスLPの音溝が刻まれてない面

    Ryko盤発売当時、ほぼ同じタイミングで(あるいは若干遅れて)英国盤も登場していた。
    ボーナストラックを別LPとして2枚組で発売したRyko盤よりも、1枚のLPにボーナストラックまでも収録した英国盤のほうが安価だった。

    見開きジャケットのデザインは共通(但し、収録曲部分は2枚組と1枚ものの違いがある)。

    SODB (10)
    *ジャケット内側部分

    英国盤の難点は、ボーナストラックを最後に収録しているため、オリジナル盤のA/B面の区切りが異なるところ。B面1曲めは必ずA面に収録されることになる。

    ところで、前回Ryko盤はDMMカッティングと記したが、それは帯にそのように記してあったから。
    一般的なDMMカッティングだとLPのリードインの部分が音溝までかなり余裕あるはずなのだが、Ryko盤にはそれがない。
    ここから判断すると、本当にDMMカッティングなのかどうか疑わしい。

    SODB (5)
    *同一内容の英国盤

    それに対して英国盤はDMMカッティングの特徴を持っている。
    音もなんと言うか高域が目立つような歯切れの良さがあり、全体的に締まっていて、こちらはDMMカッティングっぽい。
    それでもRyko盤も音がきれいに整理されたような端正な音だ。

    それら2枚と比較すると、72年の英国盤は低音域や中音域が少し膨らむ気がするが、とは言えこれら3枚どれを聴いても音質的に大きく異なる点は無いような気がする。


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    ジャンル : 音楽

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    No title

    ボウイのアルバムSpace Oddityは、実はこのジャケットのものを長年オリジナルだと思ってきました。自分が聴き始めた頃に発売されていたCDは本ジャケが採用されていたからです。

    そして現在発売されているSpace Oddityのオリジナルだと気付いたのは割と最近です。なので、オリジナルのジャケにはイマイチなじめないというのが正直なところですね。

    Re: No title

    Columbiaさん、こんばんは。

    > ボウイのアルバムSpace Oddityは、実はこのジャケットのものを長年オリジナルだと思ってきました。自分が聴き始めた頃に発売されていたCDは本ジャケが採用されていたからです。

    そう言われると、僕もRykoシリーズが出るまではそう思っていました。
    Ryko盤の曲目クレジット部分にPhillipsからのオリジナルリリースのことが書いてあったから知った・・・そんな気がします。

    > なので、オリジナルのジャケにはイマイチなじめないというのが正直なところですね。

    そういうのありますね。
    ただ、このアルバムのサウンドからすると、Davidの顔は72年ごろよりも69年の顔・髪型が似合いますね。



    ところで、結構近くだったんですね(笑)


    プロフィール

    JD

    Author:JD
    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。僕は1970年代のオーディオ全盛期の最後に属する世代で、ペアマイク持参で生録に挑戦した世代。国内盤LPが高価だったので輸入盤を買っていた、そういう中高生時代を過ごした。

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