Sound + Vision

    David Bowieが亡くなったと聞いた時、一つの時代が終わったと思った。
    僕自身はDavid Bowieの熱狂的ファンどころでなく、彼の活動の一時期のみの限定ファンのようなものなのだけれど、何故かそう思った。

    僕が自分の興味からDavid Bowieを聴き始めたのは、この魅力的な編集盤からだった。
    1989年発売の6枚組LPセット『Sound + vision』。

    DBSV (3)



    『Sound + vision』にはCDのセットもあり、CD版には確かPCで観られる映像も付属していたと記憶する。けれども、LPセットはレコードのみ。

    ボックスには2枚組の見開きジャケットが3枚収納されている。

    DBSV (6)

    ここに、1969年の「Space oddity」デモバージョンから1980年の「Ashes to ashes」までDavid Bowieの代表曲、重要曲などが、当時初めて発表された所謂未発表バージョンのものを含め全45曲(数え間違えていなければ)収録されている。

    冒頭に記した通り、僕自身は結局1974年の作品まで聴いて満足してしまい、それ以降の作品はいつか聴こうと思って、その後数年ほどかけてLPでなくCDで購入したが、自分の興味のタイミングと合わなかったのだろう、そのまま棚で眠っている。

    1974年までに発売されたアルバムと言うのは、『Space oddity』から『David live』までだ(但し、後に出た『Ziggy Stardust: The Motion Picture』も含む)。

    DBSV (10)
    *最初の2枚組の見開き左側

    DBSV (12)
    *こちらは右側


    自分が気に入って聴いたアルバムもいくつかの例外を除いて90年代の半ばあたりで聴かなくなってしまった。『Sound + vision』を引っ張り出して聴いたのは、それこそ20年ぶりぐらいだろうか。いや、ここ10年の間に1回くらいは聴いたかも(他にも数枚聴いたことを書きながら思い出したが、やはり数少ない)。

    今回も結局、『Sound + vision』のLP1枚目と、当時(1990年らしい)新たに編纂されてアルバム名も少し変更されたDavid Bowieのベスト盤『Changesbowie』しか聴いていない。
    けれども、僕にとっては今のところそれで十分満足だ。

    DBSV (15)

    久しぶりに聴いた初期のDavid Bowie作品の音は、今聴くと古臭いミキシングだと言う人が多いかもしれないが、今聴いても十分に新鮮だ。

    DBSV (18)
    *こちらのベスト盤も見開きジャケットの2枚組で透明LP


    『Sound + vision』と『Changesbowie』の発売元はRykoで、Rykoは当時(80年代)新たに登場した米国のレコードレーベルという記憶がある。
    高音質・高品質なレコードを帯付きジャケットで発売。盤は透明という特徴があった。
    帯にはCD並みの高音質LPとの謳い文句の“CDQ”とある。
    LPはDMMカッティング。レコードの内袋は日本製とのこと。

    米国盤なのに盤質に起因するノイズが無く、CD Qualityの謳い文句は間違いではない。


    それにしても、David Bowieが亡くなったというのはちょっと信じられないのが正直なところ。まさか、と思ってしまう。





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    テーマ : 洋楽ロック
    ジャンル : 音楽

    コメント

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    No title

    JDさんこんばんは。

    David Bowieの死去本当に驚きました。そして、アルバムが出たばっかりのタイミングだったので「アルバムはgood-byだったのか」と思いました。

    David Bowieのベストアナログ盤も聴いてみたいですね。自分はアナログに関しては5枚ほど持っているにすぎません。

    好きな時代も主としてSpace OddityからAladdin Saneあたりの前期と、Low、Black Tie White Noiseなど飛び飛びで好きなのがある感じです。やっぱり初期が一番聴きました。ミック・ロンソンのギターがサウンド的には一番好きでした。

    御多分に漏れず私もBowieの作品を聴いたりしていました。『Sound +Vision』はボウイの作品の変遷が分かって良さそうですね。

    Re: No title

    Columbia さんこんばんは。

    > David Bowieの死去本当に驚きました。そして、アルバムが出たばっかりのタイミングだったので「アルバムはgood-byだったのか」と思いました。

    本当に驚かされました。今年早々ですが、もしかしたら今年最大のニュースかもしれません。

    > David Bowieのベストアナログ盤も聴いてみたいですね。

    Rykoの『Changesbowie』は、実は『Sound +Vision』を補足するために必要でした。
    と言うのも『Sound +Vision』では有名曲が別バージョン(と言うよりも完全別テイク)に置き換えられていて、オリジナルバージョンを聴くのに必要でした(笑)。

    > 好きな時代も主としてSpace OddityからAladdin Saneあたりの前期と、Low、Black Tie White Noiseなど飛び飛びで好きなのがある感じです。やっぱり初期が一番聴きました。

    友人の熱烈なBowieファンはベルリン時代が特にお勧めと言ってたのですが、残念ながら未だにそこまで進んでません。
    実際には数回聴いた作品もありますが、それっきりです。
    音楽って聴き手のタイミングも重要なので、いつかタイミングが合って聴きたくなれば聴いてみようと思います。

    > 御多分に漏れず私もBowieの作品を聴いたりしていました。

    やっぱりRock界での存在が大きかったので喪失感がありますね。同時に信じられない気も。

    >『Sound +Vision』はボウイの作品の変遷が分かって良さそうですね。

    まさにその通りでしたよ。入門にはうってつけだと思います。
    今だったら相当安価で中古が買える気がしますね。


    プロフィール

    JD

    Author:JD
    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。僕は1970年代のオーディオ全盛期の最後に属する世代で、ペアマイク持参で生録に挑戦した世代。国内盤LPが高価だったので輸入盤を買っていた、そういう中高生時代を過ごした。

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