To be free/Jackie DeShannon

    丘の上に花を抱えてたたずむJackie。
    このジャケット写真から、アルバムで聴かれるサウンドは想像しがたい。
    1曲目からバリバリのsoul soundだ。
    1970年発売のアルバム『To be free』。

    JDStbf (2)
    *左:オリジナル米国盤、右:国内盤

    Jackie DeShannonの70年前後のアルバムは近年になって見直され始めているような気がする。



    個人的には69年の『Laurel Canyon』、『Put a little love in your heart』、本昨『To be free』、『Songs』、『Jackie』、『Your baby is a lady』までの作品群はどれも出来が良いと思っていた。

    JDStbf (6)
    *運が良ければオリジナル内袋付きに当たるかも

    JDStbf (7)
    *裏面は歌詞掲載、なお、この写真撮影の間にレコードを聴いていたので、ここに収まった盤はプレーンの内袋の盤。レーベルデザインが違う。

    ヒットした前作『Put a little love in your heart』でも十分soul色が強いと言えたけれども、本昨『To be free』は、より本格的なsoul soundとなっている。

    太いbassサウンドを土台に、より強力なリズムを従えていて、Jackieのボーカルもこれまで以上にボーカリストとしての力を発揮しているように思える。昔からのトレードマークと言えるしゃがれた声で歌うと思えば、ソフトに歌ったり、あるいはバックサウンドに馴染むようにややハードに歌ったりと、いろいろと歌い分けをしている。

    とは言え、やはりJackieはJackieなので、Arethaになるわけではない。
    ややバックサウンドの方が勝っているかなと思える瞬間もあるが、違和感を覚えるようなことはない。

    JDStbf (14)
    *ジャケット裏面(これは国内盤)

    久しぶりに聴いたが、前作同様、全体を通して十分にクオリティの高い作品の1枚だと思う。

    当時発売された国内盤は、前2枚のアルバム収録曲も含めた独自編集となっていて、今聴くと変な気がする。
    A面1曲目は「Put a little love in your heart」だ(苦笑)。

    JDStbf (13)
    *クリックで拡大、左A面、右B面、上:米国オリジナルの選曲、下:国内盤

    この選曲から推測するに、前2作は国内では当時LPが発売されなかったのだろう。

    JDStbf (20)
    *国内見本盤は赤盤、通常盤も持っているが、そちらは黒盤

    聞く所によると、『To be free』は長年CD化されていなかったが、数年前に始めてCD化されたとのこと。いや、ちょっと待った。このジャケットのCDはそれこそ90年代にRhinoからのCDで買った記憶がある・・・・・・という事で調べてみると、それはジャケットこそ『To be free』だったが、残念ながら内容はベスト盤だった。


    そうそう、書き忘れていたが、国内盤の音質はやはり1世代は確実に差がある。アナログコピーによくある鈍いサウンド、低音が普通以上に強くなって高域の抜けが悪い。
    米国盤だと声も演奏も見晴らしの良い音だ。







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    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。僕は1970年代のオーディオ全盛期の最後に属する世代で、ペアマイク持参で生録に挑戦した世代。国内盤LPが高価だったので輸入盤を買っていた、そういう中高生時代を過ごした。

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