Faith & Grace / Staple Singers

    今年の年末商戦で、僕にとっては最後の大きな買い物がこれだった。
    Staple Singersのアンソロジー的な4枚組CDセット『Faith & Grace』。

    staplesingers (4)




    Staple Singersを知ったのは、Humble pie時代のSteve Marriottが彼らの楽曲を好んでカバーしていたからだった(当時のSteveは、男性版Mavis Staplesを目指してのではなかろうか?とさえ思えていた)。

    だからStax時代(70年代)からVee-Jay時代の作品にまで遡って彼らの作品を探し求めて聴いていた、主にCDで。でも、Stax以降のアルバムはLPがメイン。

    staplesingers (6)
    *CD4枚組に80曲を収録

    今回、『Faith & Grace』を手に入れ、60年代の作品が米国ではRiversideから発売されていたのは恥ずかしながら初めて知った。同時代の楽曲は日本では昔Sonyから編集CDが発売されていて、購入当時本当によく聴いた。

    Staple Singersを知って、ゴスペルの魅力を知ったと言うよりも、Mavis Staplesの圧倒的なボーカルに何よりも魅力を感じた。だから正直、ゴスペルだろうが、R&Bだろうがスタイルはどうでも良くて、あの歌声が聴きたくて当時手に入るCDやLPを貪るように手に入れては聴いていた。だいたい90年代初頭の頃だろうか。

    今回、久しぶりに彼らを聴いているが、CD4のStax時代から初期に遡るように聴いている。
    いやぁ、やっぱりMavis Staplesの歌は素晴らしい!親父さんの味わい深い歌声もとても良い。

    staplesingers (13)
    *近年の定番スタイルとなった内側がブックタイプの仕様


    ゴスペル時代では歌詞の内容がはっきりとわかるものもある。
    僕はキリスト教徒でないが、人間としての普遍的な内容を歌うものは胸を打たれるものもある。

    98年だったか99年だったかは忘れたが、まだ親父さんが亡くなる前にStaple singersが何度目かの来日をするというので、当時愛知県に住んでいたが、大阪のBlue noteまで観に行った。同日は名古屋でDylanの来日公演があったにも関わらず(苦笑)。

    Stax時代の代表曲「Respct yourself」を演奏した際、親父さんは自分が歌うところなのに全く気づかず、ステージ上で目配せ?か何かがあって、歌に入るというハプニングがあった。この曲は25年以上演奏しているに違いないというのに。
    きっと、時差ぼけか、あるいは当時すでにご高齢だったので致し方なかったのか?どちらかだろう。

    staplesingers (21)
    *『Respct yourself』LP(80年代の再発盤)

    ステージ後にメンバーが2階に現れたので、親父さんには握手してもらった。その手はとってもぶ厚くて大きかった。

    Mavisさんは離れたところに他の姉妹と一緒にいたけれど、話しかけられずじまいだった。


    staplesingers (18)

    上のシールにもある通り、『Faith & Grace』には重量盤の7インチシングルも付属しており、それは1953年に録音した音源(当時500枚プレスしたのみらしい)の復刻で、60年以上も再発されていなかったものとのこと。

    再生すると、恐らくオリジナルプレスからの板起こしと思われる。
    これについては、マニア向けの音源だ。




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    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。僕は1970年代のオーディオ全盛期の最後に属する世代で、ペアマイク持参で生録に挑戦した世代。国内盤LPが高価だったので輸入盤を買っていた、そういう中高生時代を過ごした。

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