Peace in the valley/Elvis Presley

    『Peace in the valley』は1957年4月にElvis Presleyが発表したゴスペル(またはセイクレッドソング)のみを取り上げた初のEP。

    PIVelvis (5)
    *EPなので4曲入り、45回転盤(レコード背後の内袋はオリジナルではない)



    ここに収録された4曲は、全て同年10月に発売されたLP『Elvis' Christmas Album』にも再収録されているので、このEPでしか聴けないという曲は無い。

    PIVelvis (20)
    *80年代に再発された『Elvis' Christmas Album』(直輸入盤)

    逆に『Elvis' Christmas Album』の他の収録曲はクリスマスを題材にした曲ばかりなので、EPからの再収録4曲は、ちょっと浮いている感がある。

    どちらかと言うと、アルバムに必要な12曲が間に合わなかったので、そこにEPからの4曲を加えてとりあえず曲数を揃えたという印象だ。

    その後、Elvisはゴスペルだけを取り上げたアルバムを発表するし、それらのゴスペル曲をまとめた編集盤がCD時代になってからも2回ほど登場している。

    そのゴスペルを集めた編集盤のうち、今のところ最も新しいものがこの『I believe』で、CD 4枚組のセット。

    PIVelvis (15)
    *ジャケット表(左)と付属ブックレット(右)

    PIVelvis (17)
    *開けるとこんな感じ

    その表題曲となった「I believe」は冒頭の『Peace in the valley』収録曲で、個人的に本当に大好きな曲だ。

    イントロなしで歌から始まるにも関わらず、たかだか2分ほどしかないのであっと言う間に終わってしまうが、この曲のElvisの歌声や演奏には心を鷲づかみにされる魅力がある。
    録音は1957年1月でモノラル録音だ。

    PIVelvis (10)
    *こちらは英国盤EP、表はコーティングあり、こちらの方が米国盤よりも安価に手に入る

    オリジナルのEPで聴くと、再発の『Elvis' Christmas Album』やCDセット『I believe』で聴くよりも、微妙に音が歪みかけと言うか、かなりぎりぎりのレベルでカッティングされているように聴こえ、そこが所謂“鮮度の高さ”として受け止められるようにも思える。

    低音域はこの57年のオリジナルEPの時点でしっかり音として刻まれており、その後の盤と遜色ないほどに出ているし、各楽器の個々の音もそれぞれ聞き分けられるので、全体の音のバランスは57年盤以降ほぼ変わりはないとわかる。

    それにしても、「I believe」は本当に素晴らしい。この曲だけでも何度もリピート再生して聴いてしまう。

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    テーマ : 洋楽ロック
    ジャンル : 音楽

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    No title

    このあたりのEPを聴くと昔のクリスマスは敬虔に過ごすものだったのだなということがよくわかりますよね。

    もしやお持ちかと思いますが。
    私はプレスリーのCDは
    8 Classic Albums Plus Bonus Singles vol.1
    4 Classic Albums Plus EP's And Singles vol.2
    という恐ろしくハイパフォーマンスのコンピレーションを持っておりますが、本当にこれはすごいです。それぞれ4CDで合計8CDなのですが安価でビックリです。

    Re: No title

    Columbiaさん、こんばんは。

    > このあたりのEPを聴くと昔のクリスマスは敬虔に過ごすものだったのだなということがよくわかりますよね。

    きっと米国では、そういう習慣というか文化があったろうとは思います。
    ただ、このEPそのもは4月発売なので、発売タイミングの意図はわかりませんね。
    クリスマスアルバムにそのまま収録されたのはわかります。

    > もしやお持ちかと思いますが。
    > 私はプレスリーのCDは
    > 8 Classic Albums Plus Bonus Singles vol.1
    > 4 Classic Albums Plus EP's And Singles vol.2
    > という恐ろしくハイパフォーマンスのコンピレーションを持っておりますが、本当にこれはすごいです。それぞれ4CDで合計8CDなのですが安価でビックリです。

    いえいえ、持っていません。
    でも、ElvisのレコードやCDは再発も含め正規版で重複がいくつもあるので、僕には必要ないところです。
    でも他のアーティスト、Dion & the Belmontsは、たぶん同じシリーズの4枚組CDを持っています。
    使用音源は怪しいものもありますが、価格的に気にならなくなります。

    プロフィール

    JD

    Author:JD
    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。僕は1970年代のオーディオ全盛期の最後に属する世代で、ペアマイク持参で生録に挑戦した世代。国内盤LPが高価だったので輸入盤を買っていた、そういう中高生時代を過ごした。

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