Bob Dylan 1965-1966, The best of the cutting edge

    今年は例年になく(?)年末商戦に嬉しい悲鳴を上げている。
    聴く時間が足りないし、何よりも懐が・・・・・・けれども、どれもが魅力的で、何故今年はこれほどまでに興味を引くものが数多く登場するのか!と嬉しさと腹立たしさを感じている。

    今日はDylanの『The best of the cutting edge, the bootleg series vol.12』LP3枚組+2CDのセットが届いた。

    dylanboot12 (5)
    *開封前




    これまた内容だけでなく、外箱、各々3枚のLP、付属のブックレット、そして2CD(LPと共通の内容)、どれもが非常に丁寧な作りとなっていて驚かされた。

    これに比べると、15枚組であの値段だからといういい訳もあるだろうが、『Track Records Singles Box』は商品としての作りの質は低いと言わざるを得ない(音源の選択も脇が甘い)。

    dylanboot12 (17)

    3枚のLPは180gの重量盤で、どれも個別にデザインされたジャケットに収納。
    しかも、専用の内袋に入っているし、レーベルは3種類とも個別となっている。

    dylanboot12 (30)
    *LP1枚目と3枚目
    dylanboot12 (27)
    *LP2枚目(内袋の色はそれぞれ異なる)

    LPと同一内容の2CDはそれぞれ別々のスリーブに1枚ずつ入っている。
    これはもしかすると、2枚組みCDセットと共通なのかもしれない(買ってないのでわからない)。

    付属のブックレットも、これまた素晴らしい。何が素晴らしいかと言うと、使われている写真のクオリティがCD用の小さなものでなく、あらかじめLPサイズでの発売を考慮した、引き伸ばしても全く問題ないものが使われている点。

    dylanboot12 (35)

    CD時代になってからは、CD用のブックレットをLPサイズに引き伸ばした不完全なクオリティの画質のものが標準になっているのだが、そんな手抜きでは作っていないとばかりに、見ごたえ、読み応えのあるブックレットになっている。

    dylanboot12 (31)


    と、このように物理的な作りについて述べてきたが、収録された音源の音質も、これまで手をつけられていなかったテープがマスターだけあって、音質的に十分なクオリティを確保している。つまり、正規盤(と言うか、正規テイク)の音質と同等あるいはそれ以上か、と言ったところ。
    セッションテープの保管状態が非常に良いことを示している。


    そして聴き進めると、このベスト盤仕様のLP3枚組(あるいはCD2枚組)でも、十分にお腹いっぱいになるとわかった。

    dylanboot12 (10)

    繰り返しになるが、このベスト盤だけでも、本当に満足の行く数の楽曲が収録されている。僕の場合、曲として初めて聞くものもあった。

    近いうちに届くであろう『The Bootleg Series Vol. 12 Collector’s Edition Box Set』とは長い時間をかけて向き合うことになるだろう。

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    テーマ : 洋楽ロック
    ジャンル : 音楽

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    No title

    我が家にもLPセットと6CDセットが届きました。
    どこから手をつけようかと思い悩んだ末、LPから
    聴いてみることにしました。同じ曲が続かないので
    飽きずに聴きとおせました。書かれている通り、音質のクォリティは十二分に満足出来るものでした。普段聴きには選曲も含めてLPが良さそうですね。おっしゃるようにブツとしての完成度も非常に高いです。

    それにしてもさすがはディランのセッションテープだと思いました。クオリティが低いが故のアウトテイクやボツではなく、別アプローチのマスターテイクといった感じ。だからこそ、このブートレッグシリーズの制作が可能になっているんだと改めて感心しました。

    6CDデラックスのDisc3見て思わず笑いました。全曲Like a rolling stone(笑)

    Re: No title

    Columbiaさん、こんばんは。

    > 我が家にもLPセットと6CDセットが届きました。

    届いたんですね。

    >普段聴きには選曲も含めてLPが良さそうですね。おっしゃるようにブツとしての完成度も非常に高いです。

    6CDのセットにせよ、僕のところに今日(もう昨日ですね)届いた18CDのセットにせよ、ちょっと全体像を掴むためのものではないですね。媒体を変えてLPで買って(CDもついているので)良かったと思いました。
    でも、よくよく考えると、高価でしたね。

    それと、僕のところに届いたLPは2枚目のB面1曲目に傷がありました。
    目でみてもわからないほどの小さな傷ですが、ループで見ると陥没してました。
    これは商品交換してもらえるかどうか微妙なレベルです。
    ノイズは出ますが、見た目に傷が見えないというのは・・・。
    昔からレコードにはプチパチ程度の傷は輸入盤では当たり前でしたからね。

    > それにしてもさすがはディランのセッションテープだと思いました。クオリティが低いが故のアウトテイクやボツではなく、別アプローチのマスターテイクといった感じ。だからこそ、このブートレッグシリーズの制作が可能になっているんだと改めて感心しました。

    同感です。
    演奏者全員での一発録音だからこその聴きごたえですね。
    これがベーシックトラックが同じで、別ボーカルなどとなると、だんだん飽きてきます。

    > 6CDデラックスのDisc3見て思わず笑いました。全曲Like a rolling stone(笑)

    その部分は、18CDセットと共通なのだろうと思います。
    僕は開封したらBlonde on blondeの録音から聴くと思います。一番思い入れが強いので。


    No title

    LPのB面1曲目ですが、私のディスクも針飛びしました。ルーペで確認まではしていませんが、肉眼で見る限り傷とかではなさそうなので、プレス時の問題かなと思っていましたがその可能性もありそうですね。

    Re: No title

    Columbiaさん、こんにちは。

    > LPのB面1曲目ですが、私のディスクも針飛びしました。ルーペで確認まではしていませんが、肉眼で見る限り傷とかではなさそうなので、プレス時の問題かなと思っていましたがその可能性もありそうですね。

    そうですか、同じ症状ですね。
    となると、同一ロットは同じプレス品質になっている可能性もありますね。

    実は僕の通常使用のプレーヤーのアームでは針飛びするんですが、今は使っていない安価な旅行用プレーヤーだと針飛びしません。
    アームの性能が悪いので、傷に追随しないみたいなんですね。

    せっかく良い商品だと思ったのに(僕のLPのみの傷と思ったのに)、同じ状況なら残念ですね。
    交換しても同じ傷あり品との交換になるのかもしれません。
    悩むところです。




    プロフィール

    JD

    Author:JD
    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。僕は1970年代のオーディオ全盛期の最後に属する世代で、ペアマイク持参で生録に挑戦した世代。国内盤LPが高価だったので輸入盤を買っていた、そういう中高生時代を過ごした。

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