Track Records Singles Box (7inch ×15) /Who

    Whoの『Track Records Singles Box (7inch ×15)』が届いた。
    同日発売予定だったJamの6枚組CDセットは入荷遅れとのことで、僕のところへは届かずじまい……。
    まぁ、同時に届いても、一度に全部聴くのは無理なのだからと考えて、Whoのシングル集箱を紹介するとしよう。

    whoTrackSingles (1)
    *輸送箱?を開封



    whoTrackSingles (6)
    *裏面はこの通り

    今回は発売予定価格が最後まで通ったので、シングル(EP含む)15枚セットなのに1万円+αの価格と言う、前回とは打って変って、近年のアナログセットとしては格安の部類で売りに出された(とは言え、1枚あたり700円程度)。

    マニアとして気になる点は、このセットの中に含まれるオリジナルシングルミックスがちゃんと再現されているかどうか?というところ。
    前回のReaction singlesでは、そうはいかなかったので、正直なところ期待していなかったのだが……。

    whoTrackSingles (9)
    *箱のシュリンクを取り、開けるとブックレットが


    果たして、その結果は?……やはり、オリジナルシングルミックスは使われなかった……。

    僕が最初に聴いたシングルは「I can see for miles」。
    音が出て、思わず溜め息が漏れた(苦笑)。
    これはシングル独自のmono mixだったことはご存知のとおり。けれども今回、不思議なmono mixで収録されている。推測するに、stereo mixを単純にmonoにしただけなのではなかろうか?

    whoTrackSingles (13)
    *15枚セットなのでこんな感じ、残念ながらpicture sleeveはこの時期は2枚のみ(わかりにくいが)

    次は「Pictures of Lily」。これは、米国編集盤『Magic bus』に採用された、間奏後のギターがうるさくボーカルのミックスが小さいmixが正規のシングルmix(以前、僕も勘違いしていた)。
    けれども今回収録されたのは、英国編集盤『Direct hits』から採用され、その後基本的にはこちらにまとめられた感のある2nd mix(『Hits 50!』もこちらを収録)。

    次は、Track recordsからのラストシングル『5:15』で、これは何故かmonoに近いミキシングが施されてのシングル発売だった。但し、ボーカルには深いエコーがかけられ、目立つ楽器が通常のstereo mixとは異なる、独自のsingle mixだ。
    しかしながら、これもstreo mix(ただし、途中編集のなされたmix)で収録。

    と、まだまだ一部しか聴いていないが、気になるものはだいたい予想通り駄目だった。

    その他に、「Dogs part 2」も、オリジナルシングルミックスではないように思えたが、もしかすると今回のシングルの音が良いので、印象が違うだけなのかも。その点は、今後確認予定。
    *11/01追記:オリジナルシングルミックスだった。
    今回のシングル盤は新品ゆえの盤質の良さからノイズが少ないので音が良いと思えたものの、オリジナルを聴くと、こちらのほうが盤質さえ良ければさらに音質は良いように思えた。但し、若干の歪っぽさは盤質よりもプレス品質に起因しているかもしれない。


    whoTrackSingles (15)
    *picture sleeveが目立つように撮影、アルバムTommyからのEPはあまり売れなかったのか、今では高価だ

    なお、他に60年代に発売のシングルを3枚ほど聴いているが、総じて音質は良い。
    基本的には『Who Hits 50!』と同一の音傾向なのだが、「Under my thumb」は他とマスタリングが異なるような印象を受けた(他ほどbrighterではない)。


    と言うことで、音源としてはオリジナルシングルの完全復刻ではない、新たなコンピレーションになってしまっているWhoの復刻シングルセット集も残すはPolydorのみとなった。



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    テーマ : 洋楽ロック
    ジャンル : 音楽

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    No title

    このセットの音源に関する編集方針ってなんなのでしょうね?

    当時の再現ではないことは間違いないようですが、あとは音質(現在最良のマスター使用)とかでしょうか?

    Re: No title

    Columbiaさん、こんにちは。

    > このセットの音源に関する編集方針ってなんなのでしょうね?
    > 当時の再現ではないことは間違いないようですが、あとは音質(現在最良のマスター使用)とかでしょうか?

    もしかすると、後者なのかもしれませんが、それにしても取っ散らかっている印象を受けますね。

    特定の編集盤やオリジナル盤でしか聴けないオリジナルシングルミックスを、新品のシングル盤で聴ける機会が失われたのはやっぱり残念ですね。


    プロフィール

    JD

    Author:JD
    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。僕は1970年代のオーディオ全盛期の最後に属する世代で、ペアマイク持参で生録に挑戦した世代。国内盤LPが高価だったので輸入盤を買っていた、そういう中高生時代を過ごした。

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