Beatlesの1stアルバム Les Beatles

    このレコードジャケットを見て、これがとある国でのBeatlesの1stアルバムだと知っている人はかなりのBeatles通だろう。

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    これは、フランスでのビートルズの1stアルバム「Les Beatles(OSX222)」。いや、正確にはフランス・プレスのビートルスの最初のアルバム。と言うのも、裏ジャケットには英国盤Please Please Meが掲載されてあるので、当時、英国からの輸入盤でPlease Please Meが先に発売されていたのかもしれない。ただし、僕はフランスの中古レコード屋でPlease Please Meの英国盤が売られているのに出くわしたことはない。

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    同じジャケット写真(英国2ndのWith the Beatlesの写真)を使って日本でも国内での1stアルバム「Meet The Beatles」が発売されたわけだが、それに比べるとフランス盤は選曲に面白みがない。
    と言うのも実はこのアルバムの内容はWith the Beatlesそのままなのだ。

    withcompare

    しかも英国盤With the Beatlesでは、ジャケット写真がかなり暗く印刷されて使用されたため、ビートルスの持つ不良っぽさみたいなものが味わえたのだが、このフランス盤では、穏やかに見えてしまう(特にジョンが…)。

    フランスでの発売当初は暗い緑色のレーベルだったが、すぐにオレンジ色のレーベルに変わってしまう。もしかしたら濃い青のレーベルでも発売されたかもしれない(何となく見たことがあるような、無いような…)。
    フランスも英国同様、60年代の後半までモノラルが主流だったのでモノラル盤のみの発売。

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    このアルバム(と仏国盤For Sale)はどうしたわけか、オリジナルプレス以降再発されなかった。そのため、このジャケットを使用した再発ステレオ盤は存在しない。それと、このジャケットの紙質は非常に傷みやすいため、どこか破れている盤の流通比率が非常に高い。

    僕がこのレコードの現物を見たのは1980年前後。百貨店でビートルズ祭があった際に売られていた。当然ながら中古レコードだが、当時の値段は55000円くらいだった(程度はVGぐらい)。「そんなにするのか」と言う思いと「でも、それぐらい支払えば手に入れることができるわけだ」と言う2つの思いを同時に抱いたことを今でも覚えている。
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    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。 日本では7インチ「シングル」盤のことを誤って「EP」と表示するような有様となり、言葉の誤用がこれほどまでに蔓延していることに落胆している。「EP」は「シングル(=片面1曲、両面で2曲収録)」よりも曲数を多く収録する(標準は4曲、3曲や5曲や6曲の場合もあり)意味のExtended Playingの略

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