Kind of blueのstereo mixについて 5

    このところ多忙でブログから完全に遠ざかっていた。何と1週間か……。

    前回の最後に次のように書いた。
    「このA-1のフェードアウト部分で何回テーマを繰り返しているか、各remixごとに若干の違いがある。」

    KOBST1018 (5)
    *2000年以降に発売の正規LPステレオ盤

    だが、今日手元にある2000年以降に発売された3枚のステレオLPを聴く限り、Sony/BMG/Legacyからの正規発売LPは、どれもが同じようなところでフェードアウトしていると思えた、



    僕が持っている2000年以降に発売されたステレオLPは、50周年記念BOX収録盤も含めて正規盤が先ほどの3枚、そして、次の怪しいLPを加えて全部で5枚。

    kindofblue2 (26)
    *2010年頃発売のステレオLP

    正規盤の発売順序は確か冒頭写真左から右に、50周年盤(08年)、欧州盤(10年ごろ?)、米国盤(12~13年)のはず。
    それら3枚はどれもが重量盤で、それぞれ別カッティングなのだが、50周年盤と欧州盤は07年のマスターからプレスされていると推測。

    KOBST1018 (13)
    *欧州Sony/BMG盤、何故か2eyeレーベルを再現

    根拠は、欧州盤については、ジャケット裏のクレジットに2007の文字があるためで、2007年に登場した本アルバムを元に作られたLPと想定した。2007年に用意された新たなステレオマスターを元に作られたと想定した。
    2007年と言うと、SACD/CDハイブリッド盤登場の年。だから、同じマスターからプレスされたのでは?と推測。

    KOBST1018 (8)
    *このLPは盤質や盤を手に持った感触など、最も高品質に思える 6eyeを再現

    去年(2013)の初め頃に購入したような記憶のある米国盤(写真上)は、欧州盤と同様にジャケット裏を見ると2010年登場の本アルバムをに用意された新たなステレオマスター元にしたと推測できる。けれども、この年に新たなremixが行われたと思えるCDやSACDの発売は無さそう。となると、これも2007年音源がマスターか?残念ながらわからない。
    そして、盤質が良いためだろうか、音質的にも1枚もののLPとしては最高レベル。


    他に正規マスターを使用せずに製造されていると思しき2枚のLPが2010年頃に発売されている(欧州での著作権保護期間を外れての発売と推測)。どちらも正規ジャケットではないし、何故かどちらもDMMプレスを謳っている。

    KOBSTz (1)

    セッション時の写真を使用したほう(写真上)は、以前の記事で2nd mixと呼んだ音源からプレスされているように思える。
    つまり、マスターは80年代のCDではなかろうか。

    もう1枚は安価なCDをカタログ化している会社で、これは近年のデジタル音源(CDと推測)をマスターにしている。

    KOBSTz (4)
    *背後がLP、右手前は近年発売のstereo/monoの2枚組CD

    こちらはマスタリングがとんでもない代物で、rock musicのようにコンプあるいはリミッターを通して音作りをしたようなマスタリング(当然ながらデジタル処理と思われる)で、まるでラジカセのラウドネススイッチをONにしたような感触。間違っても大音量では再生しない方が良い。

    同じ音源を使用したと思われるCDも出ている。写真のものは、stereo/monoの2枚組。まだmonoは聴いていないが、噂では板(盤)起こしとのこと。

    このCD、オーディオ的には全くお勧めしないけれど、安価なので初心者が曲を覚えるのには使えるかな。
    でも、CDラジカセのようなたいしたことのない音質の装置で、小音量でかけ流すためのCD。あるいは外の騒音との対決となるカーオーディオ用途ならば音量を上げても大丈夫か。

    これら2枚のLPの音を聴く限り、おかしなマスタリングが施されている可能性があることから、古いJazzの再発盤はオリジナルマスターテープを所有あるいは確実に使用して製造されているLPやCDを買ったほうが良い、少なくとも、良質なオーディオ装置で聴く前提であれば。
    *これらのCD、LPのうち、CDは安価だが、LPはそうでもない


    なお、去年一昨年あたりには、『Kind of blue』mono LPの再発もあった。
    それらがどういう音源を使用しているかは、気にしもしなかったが、試しに買ってみたらmonoだったということがあった。
    米国と欧州(MOVから)とでそれぞれ正規に再発されている。

    今回で『Kind of blue』のstereo mixについては、一段楽とする。

    関連記事
    スポンサーサイト

    テーマ : JAZZ
    ジャンル : 音楽

    コメント

    Secret

    プロフィール

    JD

    Author:JD
    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。僕は1970年代のオーディオ全盛期の最後に属する世代で、ペアマイク持参で生録に挑戦した世代。国内盤LPが高価だったので輸入盤を買っていた、そういう中高生時代を過ごした。

    最新記事
    最新コメント
    最新トラックバック
    月別アーカイブ
    カテゴリ
    カレンダー
    04 | 2017/05 | 06
    - 1 2 3 4 5 6
    7 8 9 10 11 12 13
    14 15 16 17 18 19 20
    21 22 23 24 25 26 27
    28 29 30 31 - - -
    検索フォーム
    RSSリンクの表示
    リンク
    ブロとも申請フォーム

    この人とブロともになる

    QRコード
    QR