Mind games

    John Lennonの一連のRemix remaster CDsの発売はいつだったっけ?
    今となってははっきりと覚えておらず。

    JLMG0914 (4)
    *中央のCDはMFSL盤のRemix remaster CD(未開封)

    それはともかく、Remix remaster CDsの中でも『Mind games』と『Rock'n'roll』はオリジナルmixよりもずっと良くなった印象を受けた。特に前者は購入後、繰り返し聴いた記憶がある。



    Remix remaster の『Mind games』は、何よりも低音域のバランスが大きく改善され、作品の真価を初めて問うことができるような音質に生まれ変わった。当時の僕はそういう思いで聴いていた。

    なお、僕が聴いていたのは通常の輸入盤CDで、MFSL盤は後に購入したものの、今も封を切っておらず(苦笑)。

    JLMG0914 (8)
    *英国オリジナル盤(表)

    この2週間ほど、先日のJohn LennonのハイレゾマスターからのLP再発に伴い、久しぶりに『Mind games』を引っ張り出して数回聴いていた。それはつまり、おそらく音質向上したオリジナルmixの『Mind games』再発盤を買うか買わないかを検討するためだった(笑)。
    で、結論としては、やっぱりやめておこう…となった(苦笑)。

    JLMG0914 (11)
    *英国盤(裏)、LP内袋は角が斜めにカットされている

    このLP、英国オリジナル盤で聴いても『Walls and bridges』と同様、周波数帯域がナローレンジで、音が悪い印象が先に立ち、楽曲を楽しめないのだ。

    特にA-1のタイトルトラックの音質はひどい。
    低音域はLow-cutされてしまっているのか?Bassの音など70年代に入ってからの録音だと言うのに、60年代初頭の米国録音のLPよりも、まともな低音が刻まれていない。よくまぁ73年当時こんなに音の悪いレコードを発売したものだ、と強く思えて仕方が無い。

    72年頃人気絶頂だったT-Rexを真似たのか、2曲目の「Tight A$」は完全にブギースタイル。音質的には1曲目の「Mind games」よりもましに思える。

    収録曲の中でも結構好きだったA面最後の「Bring on the Lucie」を聴くと、刻まれた音が完全に歪んでいるのがわかる。
    これって、カッティングのせいなのか?もしかすると、用意されたマスターテープの時点で歪んでいたのではないか?と疑いの目を向けてしまうほど。

    JLMG0914 (19)
    *レーベル面はうまく撮影できず

    と言うことで、MFSLからのみ発売されたRemix remaster 『Mind games』LPを当時買っておけば良かったな、と残念に思えた。

    でも、MFSL CDを未開封のままにしてあることからして、あんまり聴かないアルバムなのだろう(…通常の輸入盤が行方不明なだけだが)。
    そう思うと、もういいかなと言う気になってしまったわけだ。


    そうそう、英国盤と比較して、ドイツ盤(もしかしたらオランダ盤かも)と、最初に買って最も長く聴いていた国内EAS盤も聴いた。

    小音量で聴いた時と、それなりに大きな音量で聴いた時とで印象が変わったため、大きな音で聴いたときの差を記しておく。

    JLMG0914 (12)
    *ドイツ盤(もしかしたらオランダ盤)、ジャケット表はコーティングされ美しい

    ドイツ盤は英国盤よりも明るめの音で、中音域が弱め。国内盤のように明らかに音質が劣るマスターから作られたわけではないと思うけれど、Johnの声も中音域が弱めになるため、若干魅力に欠ける。

    JLMG0914 (5)
    *国内盤(ジャケットの色味がやたらと濃い)

    国内盤は予想通り、コピーマスターっぽい音で、英国盤よりも1~2ランク劣る音質にうんざりした。よくまぁ、こんなひどい音のLPを何年も聴き続けていたものだ。

    そう言えば、米国盤も持っていたはずなのだが……。


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    テーマ : 洋楽ロック
    ジャンル : 音楽

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    No title

    John Lennonの作品の音質だけは本当に手ごわいですよね(笑)。頭の中のアジャストが常に必要です。

    私は本アルバムを初めて聴いたのが、MFSLのRemixCDでした。というわけでコレが自分のスタンダードで、その後聴いたのはオリジナルミックスが復活した時のCDと、その音源を使った96kHz24bitハイレゾ。

    というわけであまりローファイな印象を持っていないです。あくまで、「ジョンにしては」という注釈がつきますけど。。

    Re: No title

    Columbiaさん、こんばんは。

    > John Lennonの作品の音質だけは本当に手ごわいですよね(笑)。頭の中のアジャストが常に必要です。

    仰るとおり(苦笑)。

    > 私は本アルバムを初めて聴いたのが、MFSLのRemixCDでした。というわけでコレが自分のスタンダードで、その後聴いたのはオリジナルミックスが復活した時のCDと、その音源を使った96kHz24bitハイレゾ。

    それは羨ましい限り。その基準で国内盤LPなぞ聴いたら、驚くべきLow-Fiでがっくりしますよ。

    それにしても、こんなに悪い音質のレコードを高校時代の数年間、一生懸命に聴いていたとは……。
    でも夢中になれなかった理由がはっきりしました。やっぱり、聴くならRemix remaster盤ですね。


    プロフィール

    JD

    Author:JD
    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。僕は1970年代のオーディオ全盛期の最後に属する世代で、ペアマイク持参で生録に挑戦した世代。国内盤LPが高価だったので輸入盤を買っていた、そういう中高生時代を過ごした。

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