The Who Hits 50!

    『The Who Hits 50!』のUS盤を購入し、これでEU盤と合わせて2種類が揃った。
    当然ながら、2枚組LPの話。

    WHOHITS (2)
    *2種類の『The Who Hits 50!』、左:EU盤で右:US盤は、ともに重量盤の2枚組仕様。

    それにしてもUS盤は高かった。4500円を超えていた!
    これで両者の間に違いが無ければ買った甲斐がない。
    さて、果たして結果は……。



    シュリンクの上から貼りつけされたステッカーこそ違えど、ジャケットの表、裏、内側、レコード収納内袋(2枚、両面)、ともに基本的なデザインは同一と言える。

    WHOHITS (9)

    WHOHITS (14)


    但し、ジャケット裏面下部が微妙に異なる(赤帯部分)。

    WHOHITS (3)
    *こちらも左:EU盤で右:US盤

    レコードのレーベル面も基本は同じデザイン。日本でよく出回っているのはEU盤と思われるが、EU盤はレーベルに沿ってぐるっと一回りcopyrights等の記載が入っている点がUS盤と違う。

    WHOHITS (23)
    *写真はUS盤のside-1

    EU盤をお持ちの方は、上の写真と現物とを比較して欲しい。
    音溝の範囲が異なることだろう。

    EU盤は以前の記事にて、どうぷさんからコメントをいただいたとおり、Abbey Road Studioにおいて、Miles Showellがハーフ・スピード・カッティングで 仕上げている。

    けれども、US盤は全く別カッティングがなされている。
    良かった!そういう違いを待っていたのだ!

    実際、再生すると、大元のマスター音源が同じなのははっきりとわかる。
    違いといえば、US盤のほうが若干だが音のエッジが立って聞こえる点。

    これは、ハーフ・スピード・カッティングのEU盤のほうが、音がマスターそのままに近いせいなのではないか?と推測している。


    昔記事にしたが、ある試聴会でマスターテープからフラットトランスファーされたハイレゾ音源を聴いたことがある。その時にも感じたのだが、マスターそのものとほぼ同じ音質の場合、音が透明すぎてあまりエッジが立たない。

    実は、長年の趣味の「録音」の経験でも同じような印象を持っており、音が歪まないようにきれいに録音するとエッジが立たない(あるいは、輪郭がはっきりしない)。
    だから、そのような音で録音されたマスターを使う時には、どうしてもマスタリングの工程が必要だと思っている。

    WHOHITS (5)
    *収録曲

    今回の『The Who Hits 50!』用に用意された音源はJohn Astreyが新たにマスタリングしたもので、恐らく96KHz/24bitのマスターだと思う。

    EU盤の音はきれいだが、僕のアナログ機器で聴く場合には、US盤の方がより好ましく感じられる。その理由は、僕の使っているカートリッジがMCばかりだからなのかも。
    EU盤もMMで聴けばよりロックっぽいイメージに合う音で再生できるのかも。


    なお、『The Who Hits 50!』以外に、単体発売された個々のタイトルのUS盤も2枚購入したのだが、なんと、EU盤と共通の原盤からプレスされていた。
    音質的にはEU盤と同じと言っても良く、違いは盤質の差くらい。
    US盤のほうが若干帯電しにくいかな、と言うレベル。

    にもかかわらず、値段はEU盤の20%~25%アップだったので、財布に痛かった……。
    わざわざ高いUS盤を買う必要は無いだろう。



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    テーマ : 洋楽ロック
    ジャンル : 音楽

    コメント

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    No title

    JDさんこんばんは!
    私も『The Who Hits 50!』買おうか迷った挙句やめたのですがJDさんの記事拝見して『欲しいなぁ~』となってきたのですが買うとしたらたぶんEU盤になるのですがリマスターの出来はどうですか?JDさん的にみて買い?ですか~??

    No title

    こんばんは。
    US盤、買ったんですね。音溝が違うから、確実に別カッティングでしょう。
    US盤は、EU盤よりエッジが効いているとの事。MMで聴くと、押し出しの強さも期待できそうですね。
    Acoustic Sounds、これからもBeach BoysにThe Bandと注目のリリースが続きますね♪

    Re: No title

    TETSUさん、こんばんは。

    最初の書き込みに対しては、TETSUさんのブログに返事を入れました。
    せっかくなので、こちらにも。

    『The Who Hits 50!』のアナログ盤ですが、音質は非常に良いと思いますよ。
    音の感触は、近年のハイレゾ音源化されたマスターを聴いているような印象です。
    そういう音が苦手であれば、話は別ですが。

    それと、音質は良いと思うものの、盤質については帯電しやすいのが難点ですね。






    Re: No title

    どうぷさん、こんばんは。
    僕の使用機器ではUS盤のほうが相性が良いみたいです。

    でも、単体アルバムが同じ原盤だったのはがっかりでした。

    > Acoustic Sounds、これからもBeach BoysにThe Bandと注目のリリースが続きますね♪

    そうですか、最近忙しくてチェックしていませんでした。
    とは言え、まだ初期タイトルのうち何点か、Amazonに注文したまま入荷待ちです。
    こにままだと、入荷せずオーダー取り消しになりそうで恐いですが。


    No title

    私も欲しいのをぐっと押し殺して耐えていたのですが、ここにきてまた欲しさ倍増してきました。

    Re: No title

    Columbiaさん、こんばんは。

    > 私も欲しいのをぐっと押し殺して耐えていたのですが、ここにきてまた欲しさ倍増してきました。

    あ、紹介すべきでなかったですね(笑)。

    もしかすると、CD1枚のものと収録曲は同じなのかなと思いますが、CDなら2枚組のほうがお勧めですね。
    LPだとこの選曲でしか出てないから選択肢がありません。

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    JD

    Author:JD
    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。僕は1970年代のオーディオ全盛期の最後に属する世代で、ペアマイク持参で生録に挑戦した世代。国内盤LPが高価だったので輸入盤を買っていた、そういう中高生時代を過ごした。

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