Ready Steady Who
今回も7インチ盤の紹介を。
1966年11月に発売されたReactionレーベルからの唯一のWhoのEP
『Ready Steady Who』(Reaction 592001)。

*写真上が英国オリジナル、左下は再発、右下はスウェーデンオリジナル
当然ながらモノラル盤のみの発売。

*英国オリジナル、コーティングジャケット
ご存知の通り、このEPにはA面に2曲、B面に3曲の5曲が収録されている。

*英国再発盤裏(クリックで拡大)
しかし、A面2曲目の「Circles」は、Whoのシングル「Substitute」のB面として発表済み(だったが、訴訟問題ですぐに別曲に差し替えられた)。
所謂the Who produced version。

*英国オリジナル裏面
僕はその昔、80年代に再発(型番WHO 7)された際に購入した。

*英国再発盤、光の反射があるがジャケットはコーティング処理なし
過去に何度も記しているが、当時は今と違ってWhoの初期のdiscographyを知る手立てがなく、このEPそのものが一体どういう由来なのかもわからず、手に入るWhoのレコードということで購入した。

*再発盤裏面、その2
それに、ジャケット写真やタイトル、さらには裏面のライナーノーツの内容からして、「これはきっと英国のTV番組Ready steady go!でのスタジオライブ音源だろう」と、とても期待して買って帰り、うちで再生して「いっぱいくわされた!」という結果になった。なんだ、スタジオ録音ではないか!
おそらく、66年当時の英国でも僕と同じように購入して、だまされた!と思ったファンが大勢いたことだろう、たぶん(笑)。
とは言え、僕にとってはA面1曲目の「Disguises」、B面の「Batman」、「Barbara Ann」が聴けることもあり、このEP再発の少し後(記憶では数年後)に出たLP『Rarities vol.1』が登場するまでは、それなりに重宝した。
僕が持っているのは、冒頭の写真のとおり、英国オリジナルEP、英国再発EP、そしてスウェーデンオリジナル盤の3種類。

*スウェーデンオリジナル盤、ジャケットは両面コーティングで美しい
英国盤はオリジナルも再発も同じ傾向の音で、両者は音質的に遜色ない。音溝が別なので、原盤は違うようだが、同じマスターテープを元にしているのだろう。
スウェーデン盤は、英国盤よりも低域が太い。盤質が良ければよい音質で聴けるのではなかろうか(僕のはVG+)。

*同裏面
次のWhoの7インチボックス、Reactionボックスに収録されるとの噂だが、きっと音質的には違ったものになるだろう。もっと高音質になるのではと期待している。
そう言えば、書いていて80年代の再発盤購入当時のことを思い出した。
当時はまだ輸入レコード(新品)を売る小規模な店が多くあった。
よく立ち寄る店の数店にEPは入荷していたので、一番安い店で買うことにした。
それにしても、EPの後に別のレコードが発売されるに違いないと思えたので、それから少なくとも週に一回は、Whoの新たな再発盤(当時期待してたのは、初期のシングル盤)が出てないかチェックを重ねた。たぶん2ヶ月くらいは。
結局、何一つ登場しなかった・・・。
ところで、EP裏のライナーにあるように『Ready Steady Who』と題されたTV放映があったはずなのだが、僕はこれまでブート映像・ブート音源、どちらも目にした(耳にした)ことがない。
そのあたりご存知の方がいれば、情報が欲しいところ。
もしかしたら、あの映像がそれだったのか!となるかもしれないが。
1966年11月に発売されたReactionレーベルからの唯一のWhoのEP
『Ready Steady Who』(Reaction 592001)。

*写真上が英国オリジナル、左下は再発、右下はスウェーデンオリジナル
当然ながらモノラル盤のみの発売。

*英国オリジナル、コーティングジャケット
ご存知の通り、このEPにはA面に2曲、B面に3曲の5曲が収録されている。

*英国再発盤裏(クリックで拡大)
しかし、A面2曲目の「Circles」は、Whoのシングル「Substitute」のB面として発表済み(だったが、訴訟問題ですぐに別曲に差し替えられた)。
所謂the Who produced version。

*英国オリジナル裏面
僕はその昔、80年代に再発(型番WHO 7)された際に購入した。

*英国再発盤、光の反射があるがジャケットはコーティング処理なし
過去に何度も記しているが、当時は今と違ってWhoの初期のdiscographyを知る手立てがなく、このEPそのものが一体どういう由来なのかもわからず、手に入るWhoのレコードということで購入した。

*再発盤裏面、その2
それに、ジャケット写真やタイトル、さらには裏面のライナーノーツの内容からして、「これはきっと英国のTV番組Ready steady go!でのスタジオライブ音源だろう」と、とても期待して買って帰り、うちで再生して「いっぱいくわされた!」という結果になった。なんだ、スタジオ録音ではないか!
おそらく、66年当時の英国でも僕と同じように購入して、だまされた!と思ったファンが大勢いたことだろう、たぶん(笑)。
とは言え、僕にとってはA面1曲目の「Disguises」、B面の「Batman」、「Barbara Ann」が聴けることもあり、このEP再発の少し後(記憶では数年後)に出たLP『Rarities vol.1』が登場するまでは、それなりに重宝した。
僕が持っているのは、冒頭の写真のとおり、英国オリジナルEP、英国再発EP、そしてスウェーデンオリジナル盤の3種類。

*スウェーデンオリジナル盤、ジャケットは両面コーティングで美しい
英国盤はオリジナルも再発も同じ傾向の音で、両者は音質的に遜色ない。音溝が別なので、原盤は違うようだが、同じマスターテープを元にしているのだろう。
スウェーデン盤は、英国盤よりも低域が太い。盤質が良ければよい音質で聴けるのではなかろうか(僕のはVG+)。

*同裏面
次のWhoの7インチボックス、Reactionボックスに収録されるとの噂だが、きっと音質的には違ったものになるだろう。もっと高音質になるのではと期待している。
そう言えば、書いていて80年代の再発盤購入当時のことを思い出した。
当時はまだ輸入レコード(新品)を売る小規模な店が多くあった。
よく立ち寄る店の数店にEPは入荷していたので、一番安い店で買うことにした。
それにしても、EPの後に別のレコードが発売されるに違いないと思えたので、それから少なくとも週に一回は、Whoの新たな再発盤(当時期待してたのは、初期のシングル盤)が出てないかチェックを重ねた。たぶん2ヶ月くらいは。
結局、何一つ登場しなかった・・・。
ところで、EP裏のライナーにあるように『Ready Steady Who』と題されたTV放映があったはずなのだが、僕はこれまでブート映像・ブート音源、どちらも目にした(耳にした)ことがない。
そのあたりご存知の方がいれば、情報が欲しいところ。
もしかしたら、あの映像がそれだったのか!となるかもしれないが。
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