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    Mr. Spock's Music From Outer Space

    今年の2月末にLeonard Nimoyが亡くなった。
    僕は70年代初めに「宇宙パトロール」「宇宙大作戦」と題されてTV放送されていた時期からのStar trekファンだったので非常に残念だった。
    とは言え、ご高齢だったのも事実。
    近年ではTVドラマ「Fringe」や映画「Star Trek 2009」で見かけていたのだが。

    spocks (2)

    そのTVドラマ「Star trek」でMr. Spock役をしていたLeonard Nimoyが紹介する形の企画アルバムが1967年に発売されたアルバム『Leonard Nimoy Presents Mr. Spock's Music From Outer Space』。



    米国での「Star trek」の放送開始は1967年なので、まさにその年に制作されたアルバムということになる。
    それにしても、このLPは数年前から紹介したいと思っていたのだが、うまいタイミングが見つからず、結局今日になってしまった。

    実はこのアルバム、B面の1曲目に当時日本では「スパイ大作戦」と題して放送されていたスパイアクションドラマ「Mission impossible」のテーマ曲も含まれていることから、僕はてっきり70年代に出たアルバムだろうと思っていた。

    と言うのも、70年代になって、それまで主役的な存在として出演していたMartin Landauの後を受けてLeonard Nimoyが「スパイ大作戦」にレギュラー出演することになるからだ。
    だから、その頃の発売なのかなと思っていた。
    でも、ジャケットを見ると、Stereo盤だけでなくMono盤も発売されているようなので、一体どういうこと?とは思ったが。

    しかし、調べると予想に反し67年だった。凄いめぐり合わせだなと思える。

    spocks (5)
    *ジャケット裏

    さて、このLPだが、どんな内容かと言えば、「Star trek」挿入曲の別アレンジインスト曲、同様の演奏をバックにLeonard Nimoyが歌詞(台詞?)を朗読する曲、そしてLeonard Nimoyが歌う曲を収録。

    そのアレンジ(あるいはサウンド)だが、簡単に言うとrock系のラウンジミュージックかな。「Music From Outer Space」と言うタイトル通り、宇宙的な効果音(笑)が時々付加される。

    spockslabel (7)
    *レーベル

    全体を通して聴いても、いわゆる捨て曲は無い。
    ただし、このようなサウンドの音楽が嫌いなら話は別だ。

    この手のアルバムのうち、僕が年に1回は聴いてしまうLPはこれくらい。
    かと言って、毎日聴けるか?と言われれば、今の僕にはきつい。

    spocks (8)
    *収録曲

    A-6「Twinkle, Twinkle, Little Earth」は「Twinkle, Twinkle, Little Star」のインストの上に、バルカン人としての視点で宇宙から見える地球のことを語っている(と思う)。
    本来、「Twinkle, Twinkle, Little Star」で扱うStarは恒星だと思うが、地球は惑星なので、宇宙と言っても肉眼では太陽系内でしか見ることはできないのだけれど(笑)。

    このアルバムで最も重要な曲(語り曲)は、B面ラストの「A Visit to a Sad Planet」だろう。
    宇宙を航海していて、ある悲しい惑星を訪れた時の話を語っている。
    高度な文明が存在したその星には生命反応がなかったが、偶然最後の生き残り(亡くなりかけ)の知的生命に遭遇し、彼ら同士の争いによってこの星は破壊されたと聞かされる。そして死に行く人が語った彼らの星の名は……皆さんのご想像の通り。

    この曲で語られる内容にならないようにと心底願う。
    Leonard Nimoyもきっと同じ気持ちだったろうと思ってしまう。


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    テーマ : 洋楽ロック
    ジャンル : 音楽

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    JD

    Author:JD
    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。今日本では7インチ「シングル」盤のことを誤って「EP」と表示するような有様となり、言葉の不理解と誤用の蔓延に落胆している。「EP」は「シングル(=片面1曲、両面で2曲収録)」よりも曲数を多く収録する(標準は4曲、3曲や5曲や6曲の場合もあり)意味のExtended Playingの略。どうかシングル盤とEPとを正しく使い分けて欲しい。

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