Beach Boysの再発LP/Analog productions/QRPプレス その2

    Analog productionsから再発されたLP『Suffer girl』だが、ジャケット裏面の写真がオリジナルとは違っていた(笑)。

    BBAP0328_2 (10)
    *左:AP再発盤、右:米国オリジナル盤

    同じ写真の元フィルムを見つけられなかったということだろう。



    さて、今日の日中に再発LPを聴けた。
    感想として、盤質・音質ともに非常に満足の行くものだった。

    BBAP0328_2 (22)
    *左:AP再発盤、右:米国オリジナル盤

    『Little duce coupe』については、まず1990年代に2on1(2in1)で登場したCDとオリジナル米国盤LP(ステレオ)とを比較したが、オリジナルLPの方が音が若干硬いような気もするし、低音域の厚みもCDのほうがあるように思う。
    それでも音の立ち上がりの速さや抜けの良い音質はCDとの比較で一長一短のように思え、どちらかの音質が決定的に劣ると言うことはないと思った。

    BBAP0328 (22)
    *写真には写っていないが、こちらもAP社のカタログ、BB5関連カタログ冊子が付属

    次にAnalog productions盤を聴くと、CDの方が低音域は音が固まった印象、つまり再発LPの方が音の分離が良く、質感も上がっている。そして、オリジナルLPよりも一つ一つの音がさらに本物に近くて、音の品位が上がっているという印象。

    音のバランスはオリジナルLPよりもCDに近い気がする。オリジナルLPではボーカル主体の音作りなのか、ボーカルが何よりも目だって聴こえる気がするが、再発LPでは、演奏も最初からはっきりと聴き取れ、全体をよりはっきりと提示すると言う印象を受けた。

    それと、盤質が良いことが音にも影響しており、盤質起因のノイズがなく、音の背景が静かだ。さらに、音に歪みっぽさを感じない。
    これらについては、いかにオリジナル盤の盤質が良くとも避けられない点と思われ、それだけでも十分に価値がある。


    BBAP0328 (15)
    *前回の再掲載

    『Suffer girl』についても同様の印象だ。
    B-1を聴いたときは、ノイズがないので、まるでSACDを聴いているような錯覚に陥った。僕はSACDは持っていないのだが……(Analog productionsからMono/Stereo両方を収録したSACDが発売)。

    BBAP0328_2 (5)
    *米国オリジナル盤

    ところで、オリジナル米国盤についても、盤質が良ければ良い音質で聴ける。僕の持っている『Suffer girl』のステレオ盤がそれで、盤のコンディションはEXレベル。ジャケットはVG+か。

    同じCapitolから発売された英国録音のBeatlesのステレオ(レイボウCapitol)盤を聴くと、使われているマスターの音が悪いのか、あるいはLPに刻まれた時点でかなり劣化したのか、そのどちらか(あるいは両方)と思ってしまうような音質なので、Beach boysのLPとは音質差を感じる。

    但し、65年以降のLPについては比較していないのでわからない。

    BBAP0328_2 (15)
    *『Little duce coupe』の再発盤(左)ジャケット裏写真は、オリジナル(右)のコピーっぽい




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    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。僕は1970年代のオーディオ全盛期の最後に属する世代で、ペアマイク持参で生録に挑戦した世代。国内盤LPが高価だったので輸入盤を買っていた、そういう中高生時代を過ごした。

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