Viva Las Vegas

    連続してしまうが、またElvis主演映画から1964年公開の『Viva Las Vegas』を(日本では『ラスベガス万才』、英国でのタイトルは『Love in Las Vegas』)。

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    *左上:CDアルバム、左下:英国盤EP、右:国内仕様DVD2種類

    公開当時、この映画挿入曲からはシングル盤1枚「What'd I say/Viva Las Vegas」とEP1枚(シングル発売曲とはだぶらない4曲)が米国で(英国や日本でも)発売されており、このEPだけがサントラ盤扱いとなっていて、LPでのサントラ発売は無かった。
    *米国シングルもあったのだが、今回見つからず



    この映画も、恋あり歌ありレースありの典型的な60年代Elvis映画の一つなのだが、その典型的なパターンの作品の中で飛びぬけて評価の高い作品だ。

    その理由は、よく言われるように共演者のAnn Margretの存在感にある。

    まるで主役が二人いるかのような映画になっていて、それまで・その後のElvisの相手役との存在感がまるっきり違う。シーンによってはAnn Margret主役の映画と思えなくもないくらいに魅力を放っていて、これは他の作品では味わえない部分。

    二人が競演する歌や踊りのシーンでよくわかるが、まさにお互いが相手に触発され放つ光が増していくような、化学反応を起こしたと言ってよい、とてもうまく行った作品なのだろうと思う。Elvis一人だけの力ではない、魅力のある作品だ。

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    *英国オリジナルEP(こちらのほうが米国盤よりも安価で手に入れやすい)

    それと、ここでのカーレースシーンも(ブルーバック合成の部分は別だが)見応えがある。コースから飛び出し横転・炎上する車もあり、スタントマンは大丈夫なのか?と心配してしまうが。


    映画の公開は(後に紹介するFTDからのLPによると)64年6月とのこと。
    サントラ用の曲の録音は前年1963年の7月~8月末にAnn Margretとのduetも含め、終えている。

    2009年には待望の12曲入りサントラアルバムがCDで発売された。

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    *左が初のアルバムとして登場したCD、右は英国EPの裏面

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    *CDは75周年記念時の発売

    翌2010年にはFTDから、前述サントラCD収録の12曲に加え、そこから漏れた1曲(但し、メインボーカルはElvisでない)+アウトテイクまでも収めた完全版?LPが(たぶんCDも)発売された。

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    *以前にも紹介したFTDからのLP(2枚組)

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    *こちらはLPの内袋、厚手の紙に両面カラー写真という贅沢な作り

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    *LPの見開き部分、ここに録音時期やクレジットを掲載

    これを聴くと、今回もスタジオライブによる録音だとわかる。
    「Viva Las Vegas」は正規テイクと演奏のアレンジが異なることがわかる。正規テイクがやっぱり格好良い。

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    *LPジャケット裏面

    ちなみに、このLPは新品で購入したが、本当にマニアックなファンへ向けた限定プレスなので非常に高価。通常の2枚組LPの倍近い値段だった。

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    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。僕は1970年代のオーディオ全盛期の最後に属する世代で、ペアマイク持参で生録に挑戦した世代。国内盤LPが高価だったので輸入盤を買っていた、そういう中高生時代を過ごした。

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