Françoise Hardy 2nd album

    過去に仏国オリジナル盤を取り上げたことのある、1963年に発売されたFrançoise Hardyの 2nd album『Françoise Hardy』が昨年LPで再発された。
    しかも、気をつけないといけない廉価盤レーベルDoxyから。

    FH1_20150216 (4)

    けれども、実は購入前に東京出張の際に現物を某DU店舗で目にしていた。その際、残念ながら他のLPsを買い、予算オーバーであきらめた。
    そうでなければ、注文していなかったかもしれない。



    Doxyから出ているレコードを以前買ったらとんでもない粗悪プレスだったので返品したことがあった。それに、使用されている音源についても、オリジナルマスターを所有する会社から借受しているのかどうか怪しい。

    とは言え、このLPの現物を初めて見た時には驚かされた。
    まさかDoxyが140gのAudiophile vinylを発売するなどとは想像もしていなかった。
    しかもClear vinyl仕様で、プレス枚数はたったの500枚。
    1枚ずつ手書きで番号が記入されている仕様となっている。

    FH1_20150216 (17)
    *クリックで拡大(枚数部分、1500でなく/500)

    ジャケットに使用された写真は明らかにコピーレベル(とは言え、オリジナル盤も曖昧な写真だった)。
    オリジナルよりも写真を拡大して使用。

    けれども、ちゃんとジャケットは見開きで、なおかつオリジナル同様に内側からレコードを引き出す仕様で作られているし、ジャケットの表裏は光沢のある仕上げ。

    FH1_20150216 (15)
    *ジャケット裏面

    見開き内側の右側はジャケット裏面から折込されていて、同様に光沢処理が施されている。
    使われた紙質もしっかりしたもの。オリジナルとは質感が違うけれど、作りは良い方だと思える。

    FH1_20150216 (7)
    *内側見開き右側とLP(黒内袋付)取り出し口

    さて、肝心の音だが、LPとしては初のステレオ音源採用だった。
    *昔、70年代初頭に日本の東宝レコードが発売した国内盤の音源はステレオかモノか不明(たぶん、モノだったような)
    *2/16夜追記:64年?にテイチクから発売された日本で最初のFrançoise HardyのLPは、フランスでの3rdアルバムのジャケットだが内容はこの2ndで、レーベルを見る限りstereoとなっている。僕は聴いたことがないので、擬似ステレオかどうか不明。

    フランス本国でFrançoise HardyのLPでステレオ盤が登場するのは、次の3rdから(但し、同時発売でなくステレオはモノよりも遅れた可能性もある)。
    しかし、この2ndに収録された曲が、他国で(例えば米国で)stereo mixで登場している可能性はある。手持ちの米国盤(*米国では1st以外は独自編集されたLPが発売されていた)を調べればわかるのだが。

    FH1_20150216 (10)
    *内側見開き左側と透明vinyl

    但し、今回の再発LPで使用されたステレオmixが60年代に制作されたものか、あるいは90年前後にremixされたものかどうかは不明。それも照らし合わせてみないと何とも言えない。

    さらに言えば、60年代においてフランス、米国、カナダ、ドイツなどで登場したstereo mixも完全に共通のmixなのか、各国向けに違ったmixが登場していたのかもはっきりとはわからない。
    僕の持っているLPから推測するに、同じ曲でも別mixが存在するように思う。

    Beatlesのように聴き比べしてmix違いを表にまとめたようなものが存在するならわかりやすいのだが。


    話をこのLPに戻すと、当初心配していた盤質は全く問題なく、スクラッチノイズもない。
    音から判断する限りは、デジタルマスターを使用してプレスされているように思う。
    音質も全く問題ない。少なくともCD並み。

    僕の知る範囲では、同じシリーズとして、Françoise Hardyの1stと2nd(これ)、そして、Sylvie Vartanの1stと2ndが発売されているみたいだ。

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    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。僕は1970年代のオーディオ全盛期の最後に属する世代で、ペアマイク持参で生録に挑戦した世代。国内盤LPが高価だったので輸入盤を買っていた、そういう中高生時代を過ごした。

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