DigiFi(デジファイ)No.16(ハイレゾ対応 D/A コンバーター付録) 購入の続き

    DigiFi No.16付属の D/A コンバーターの入力は、同軸と光の両方に対応している。
    しかし、切り替えは面倒なことに、基盤上のジャンパー部品を抜き差しして行う。簡単に切り替えできないのが最大の難点。

    DA (15)
    *クリックで拡大

    とは言え、Blu-ray playerの光デジタルアウトをつなげ、D/A コンバーターのRCA out(アナログアウト)をプリアンプのRCA入力につなげばOK。



    Whoの『Quadrophenia』のBlu-ray Audioから、1973年オリジナルミックスを聴くと、やはりLPとは違う。日本主導で出たSHM-SACDと同一マスター音源のように思われ、冒頭の「I am the sea」の海の生録部分の音量が大きく、続く「real me」の音量がやや小さい。
    これはSHM-SACDでも感じたが、LPではそのような記憶は無く、マスタリング/カッティングの際に補正していたと思われる。

    さて、安価なBlu-ray playerを使用しているせいだろうか?そしてさらに光デジタルアウトを使っているからだろうか?初めの音出しでは正直なところ値段相応な印象しかなかった。つまり、「こんな程度か……」と。
    次は光でなく同軸で試そうと、SACDプレーヤーの同軸アウトと接続し、CDを聴き比べたが、高域がきつく薄っぺらい音としか思えず。
    使用初日はそんな結果だった。

    けれども、その後RCAアウトのラインケーブルも他の機器に合わせたほうが良いと思え、それまでつなげていた安価ケーブルからそれなりの製品(と言っても1万円程度)に変更したらすっかりと音が見違えた。

    もしかすると、初日はまだまだ駄目な状態の音だったのが、徐々に力が出てきただけなのかもと思い、Blu-ray playerでなくCD再生で試し継続使用することにし、CDプレーヤーの直接の音と、このD/A コンバーター通しの音とを継続して聴き比べることに。

    結果としてわかったことだが、たかだか3000円しない程度の基盤のみの製品にも関わらず、D/A変換の音は、僕が比較すれば大元のCDプレーヤーの音との違いは判別できるが、オーディオ用の耳を育てていなかった人にはほとんど音質のグレードが下がったとは気づかないのでは?と思えるほどに十分に使えるものだった。

    プレーヤーのグレードが1ランク下がるような印象なので、20万円クラスの製品の音を聴いているような、そういう印象だ。

    あくまで、EsotericのSA-60のアナログアウトの音と比較してだが、音としては、左右のセパレーションが少し曖昧になり、全体的にまろやかな音になる。
    そして、中低域にやや厚みが出る。

    それらは音色の違いでもあり、ちょっと違った音で聴くことになるから、これはこれでありだなと思えた。
    最も好ましい点は、空間再現においては、こちらの方が少し優れているのでは?と思えなくもない点。左右の音の分離が悪いことが偶然良い方向に働いているのか?とも推測してみたが、それよりも持っている性能として良い点があったのだろうと今は思っている。

    それで結局、基盤状態で使うのをやめて、ネット通販のみの専用ケースを買ってしまった。

    DA (7)
    *基盤取り付け用の六角レンチが手元に無く、適当にセットしたのでphone入力位置にずれが・・・

    こちらは送料・税込みで6600円。基盤の倍額以上(笑)。
    これで実販1万円弱のD/A コンバーターになってしまった。しかも、ジャンパー部品を抜き差しするには、上蓋を外して行わねばならず、なんとも面倒。


    さて、今回の結果から単体のD/A コンバーターに魅力を感じたのは事実。
    現用プレーヤーのデジタルアウト経由での音質向上が確実に見込めるとわかった(但し、SACDは無理だが)。

    とは言え、もう少しD/A コンバーターの価格対音質(言わんとするのは費用対効果)を勉強する必要があると思え、これまで読み飛ばしていたPCオーディオ関連の記事なども今後はしっかりと読み、今後の参考にしたいところ。

    関連記事
    スポンサーサイト

    テーマ : 洋楽ロック
    ジャンル : 音楽

    コメント

    Secret

    また、突然に失礼します。
    DIGIの付録付きの雑誌を購入されてたのですね。
    実は自分も持っていまして、既に改造してしまい、元の音は忘れてしまいましたが、この手の物は面白いですね。自分で簡単にアレンジして、音を変えれますから。オーディオのアンプもメインのOPアンプや、カップリングコンデンサーが半田処理でなくソケットになってたら、本当に楽しいのですが、数千円の投資で、10万のアンプやCDプレイヤーが、20万オーバーの音になります。これはマユツバな話では無く、物理的な改善なので、労力に見合った変化を楽しめます。今回のシリーズももう少し手を入れようかと思案しておをます。

    Re: タイトルなし

    業務関係さん、こんばんは。
    コメントどうもありがとうございます。

    > 実は自分も持っていまして、既に改造してしまい、元の音は忘れてしまいましたが、この手の物は面白いですね。自分で簡単にアレンジして、音を変えれますから。

    とても設計に詳しいのですね、感心してしまいます。
    僕なぞ、電気は苦手だし、メカも学校で学習したレベルからほとんど代わり映えしないレベルなので。
    自作できるのは(今ではやってはいけない)電源ボックスや端子とケーブルを購入して組み立てるRCAケーブル程度です。

    >数千円の投資で、10万のアンプやCDプレイヤーが、20万オーバーの音になります。これはマユツバな話では無く、物理的な改善なので、労力に見合った変化を楽しめます。

    そういうことができる腕があれば、もう使わなくなった機器を使って試してみたくなるかもしれませんね。
    ただし、やっぱり10万円程度の機種までかな、僕の感覚だと。

    >今回のシリーズももう少し手を入れようかと思案しておをます。

    安価で基盤のみの商品(製品)なので、いくらでも改善余地があるのでしょうか。
    是非、さらなる改善を。




    プロフィール

    JD

    Author:JD
    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。僕は1970年代のオーディオ全盛期の最後に属する世代で、ペアマイク持参で生録に挑戦した世代。国内盤LPが高価だったので輸入盤を買っていた、そういう中高生時代を過ごした。

    最新記事
    最新コメント
    最新トラックバック
    月別アーカイブ
    カテゴリ
    カレンダー
    04 | 2017/05 | 06
    - 1 2 3 4 5 6
    7 8 9 10 11 12 13
    14 15 16 17 18 19 20
    21 22 23 24 25 26 27
    28 29 30 31 - - -
    検索フォーム
    RSSリンクの表示
    リンク
    ブロとも申請フォーム

    この人とブロともになる

    QRコード
    QR