Beatlesの1stアルバム(13)Please Please Me 豪州盤

    オーストラリアで発売されたBeatlesのLPは、基本的には英国盤に準拠している。ただし、表ジャケットの写真がオーストラリア独自だったり、独自の編集盤も出たりしている。

    1stアルバムは「Please Please Me」だ。
    ステレオ盤も出ているが、今回はモノラル盤のみ紹介。

    OZppm.jpg




      表ジャケットの写真は英国盤と同じもの。初期のジャケットにはコーティングがなく(うる覚えだが、70年代の再発ではコーティングありだったような…)、しかもかなり薄い紙質なので状態の良いものを僕は見たことがない。

      stones1 (15)

      裏面には折り返しがある。文字が青色になっている。
      右上の型番表示にMonoとStereoの2種が併記されているが、もしかすると初回盤はMonoのみの表記の可能性もある(次のWith the Beatlesがそうだったので)。詳しいことをご存知の方がいれば教えていただきたい。

      と言いながら、このジャケットは初回のオーストラリア・Gold Parlophoneのもの。

      stones1 (21)

      英国盤同様、モノラル盤の初回プレスはこちらのタイプ。但し、次のWith the Beatlesの初回盤も同じくGold Parlophoneだったので、発売は63年の後半かなと推測している。オーストラリア盤の詳細な発売年月日を僕は知らない。

      その後、こちらのYellow Parlophoneに切り替わる。
      こちらのほうが圧倒的に多く見かける。

      stones1 (26)

      *ジャケット写真追加(手持ちのオーストラリアYB盤で一番程度の良いもの)
      auPPM (2)
      auPPM (4)


      このレコードは、イギリスのスタンパーを使ってプレスされたと思われるが、60年代当時において、オーストラリア独自スタンパーでプレスされたタイトルもある(A Hard Days Nightなど)。その場合、Run off の溝には手彫りでマトリクスが刻まれている。

      僕のオーディオで聴く限りは、オーストラリア盤のGold Parlophone「Please Please Me」は、英国盤Gold Parlophoneほどには鮮度が高い音とは思えない。その代わりに、中古市場での価格は英国盤Goldの半額~1/3程度くらいか。希少性を考慮すると、もっと高値でも良いように思うので、お買い得かも。


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      ジャンル : 音楽

      コメント

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      No title

      JDさん
      こんにちは。
      JDさんや遼さんからPPMの音質の違いを教えて頂いてどうしても聞いてみたくなり、ただしUK盤は高いのでオーストラリアのゴールドを少し前に手に入れました。ところがその前に手に入れたUK盤4thプレスと比較すると私のゴールドは盤の程度は凄く良いのですが、音の鮮度も低音の締まり具合ももう一歩でした。そのためUK盤の3rdプレス、つい最近やっとUK盤のゴールドを手に入れることができ(かなり無理しましたが)、これまでお聞きしたとおりの差が確認できました。私の耳では鮮度も低音の締まり具合ともUKゴールドが最も良かったです。私の試聴環境では、UKゴールド>UK3rdプレス>UK4thプレス>オーストラリアゴールドになります。
      実はWTBのオーストラリアゴールドも手に入れたのですが、こちらはUK盤1stプレスと比較しても差が分からないくらいですので、私の持っているPPMのオ-ストラリアゴールドが外れだったのかと懸念しておりましたが、今回JDさんも同じような評価をされていますので、外れではないことが確認でき、ほっとしました。
      やはりUK盤ですね。

      No title

      cut&rinse さん、こんばんは。
      結局、英国3rdプレスも、Goldも買われたのですか。
      今のところ、手に入る最高音質のMono音源としては、やはり英国Goldだと思うので、後は再生環境をグレードアップしていくしかないですね。
      ところでAussie Goldですが、随分前に英国Goldと比較して差があることはわかっていました。それでも、昨日の夕方にA-1のみで他の盤と再度比較確認しましたが、僕のところでは英国4thプレスと似たり寄ったりだと思いました。
      実のところ、単体で聴く分には全く不満はありません。そしていつもながら、英国Goldや3rdと比較すると差があるように感じてしまう・・・その程度です。4thよりもはっきりと劣るようには思えないです。
      4thは何枚か持っているので、別の4thとも比べてみますが、あの音は十分に良い音だと思いましたよ。もしかすると個体差なのでしょうか。

      No title

      JDさん、こんにちは。
      コメントありがとうございます。
      AUS盤とUK4thとは、似たり寄ったりですか。
      UK4thは、盤の状態がイマイチの盤と、非常に程度の良い盤を2枚持っています。
      この2つは同程度に聞こえますが、ノイズのある盤の方が若干ラウドな感じがします。
      WTBも同様にきずだらけのUK盤、非常に程度の良いUK盤、キズだらけのAUS盤(ゴールド)を持っていますが、程度の良いUK盤は若干おとなしく感じます。キズの多いUK盤とAUS盤は同程度で非常にラウドです。
      PPMのAUS盤がおとなしく感じるのは盤の程度が良い(ノイズがほとんど無い)せいかもしれません。
      ノイズや若干の歪みがある方がなんとなく生々しいというか、ラウドで荒々しい感じがしませんか?
      今日はひさしぶりにゆっくり聞くことができますので、それではこの後PPMでAUS盤と4thプレスを比較してみますね。

      No title

      JDさん、こんにちは。
      PPMで、UK再販盤?(バーコード付き、XEX421-6)、Ausゴールド、UK4thの順に比較してみました。
      結論は再販盤は単体ではそれなりに良い音ですが、他の2枚と比較すると明らかに鮮度は低いです。
      一方AutゴールドとUK4thはJDさんの言われるとおり鮮度は同程度が正しいように感じました。
      Ausゴールドも非常にラウドで迫力があります。
      ただし低音はやはりUKの方が少しですが強いように感じます。
      私の場合、低音の輪郭がしっかり締まっていてかつ低音の音圧が高い方が好みなので、この点ではUKの方がやや有利と感じますが如何ですか?
      因みに私の持っているAusゴールドの1面のランオフ部には、レーベル下方に、”XEX421-1N”、左横に、”1”と書かれていました。
      UK4thもモノラル針ですとほとんどノイズレスで、I saw her ..が立ち上がりました。
      やはりJDさんに薦めて頂いたモノ針(AT33mono)は低音がしっかり鳴りますし、ノイズも激減して素晴らしいです。
      上記3枚を比較した後、最後にMFSL盤のPPMを1面だけ聞きたくなり針を落としました。
      いつ聞いても良い音ですね。
      たしかにUK盤の生々しさは低いかもしれませんし評価が割れているように思いますが、私は凄く好きですね。
      生々しくてラウドで迫力のあるUK盤とどこまでも繊細で美しい響きのMFSL、両方いつ聞いても感動します。
      そういえばJDさんがどこかで書かれていましたが同年代の方のように思います。因みに私は新幹線より1つ年上です。

      No title

      cut&rinsさん、こんばんは。

      ノイズがある盤の方が荒々しく聞こえるというのは、まさにその通りで、僕も同じことを「続オランダ盤」の記事でも書いています。
      本来なら、それが盤の材質やコンディションに起因している場合、音溝に刻まれた音楽信号とは無関係なところでノイズが発生しているわけですから、よろしくないはずなのですが、ロックのレコードの場合にはそれが逆に効果的なことがあります。特にパンクのレコードは荒っぽい音の方が似合っていました。

      MFSL盤では、できるだけ音が歪まないように余裕を持ってカッティングしてあるため、音はとってもきれいですが、逆に荒々しさに欠けているように聞こえます。
      PPMの英国YBステレオはMFSLほどには歪みの無い音ではないし、解像度もMFSL盤ほどではないように思います。けれど、はちきれんばかりに音を刻んである印象があり、やはりエネルギッシュだし、音に躍動感があります。

      僕の場合、今となっては数多くの盤を所有しているわけなので、気分に合わせて盤や音量を変えて聴くのが楽しみとなっています。

      Aussie Gold盤は確かに低音がゆるいような太いような(笑)。
      ちなみにAussie Yellowも使われているスタンパーは同じっぽいですよ。
      それでも同じAussie盤同士で聞き比べると、YBのほうが線が細いサウンドのように思えます。

      UK再販盤(バーコード付き、XEX421-6)とは、80年代に出たMonoの英国再発盤でしょうか?PPMは僕は持っていません。
      あのシリーズは、国内のMono赤盤よりも、オリジナルに近い音のように個人的には思っています。

      No title

      JDさん、こんにちは。
      仕事が忙しくなかなかレコードを聞いたりHPを見たりする時間が取れなくて遅れてしましました。
      PPMの再販盤ですが、HMVで新品で購入しましたので80年代のとは違ってもっと新しいものかもしれません。
      ただJDさんが言われるように音の傾向は国内MONO赤盤よりもUKオリジナルに似ているような感じがします。
      終末しか聴けないですが、どの盤も、いつ聴いても、CDよりも中低音が太くて良い音ですね。

      No title

      cut&rinsさん、こんばんは。
      返しコメント、どうもありがとうございます。

      実はこちらも急に長期出張となり、ようやく戻って一息ついたところです。

      PPMについては、後は英国、オーストラリアなどのステレオ盤を中心に紹介して一段落つける予定です。
      プロフィール

      JD

      Author:JD
      自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。僕は1970年代のオーディオ全盛期の最後に属する世代で、ペアマイク持参で生録に挑戦した世代。国内盤LPが高価だったので輸入盤を買っていた、そういう中高生時代を過ごした。

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