My generation ドイツ再発盤など

    今年の12月でWhoの1stアルバム『My generation』発売から50年となる。
    それもあってか?3月末頃に『My generation』の再発LPが登場するようだが、これについても輸入盤という以外に情報が何もない。Amazonでの予価は3500円越え
    *1/27追記:現在の予価は2800円台となっている

    昨年ようやく、80年代にドイツで発売された『My generation』の再発盤を手に入れた。
    ドイツのみで登場したWhoのLP Boxセットからのバラ売り?だと思われる。

    mygeneration20150118 (3)



    音質的にはナローレンジで、マスターの世代が1世代ぐらい進んでいるのではないか?と思われるものの、米国オリジナルの『The Who sings my generation』(monoプレス)よりはずっと聴きやすい音質だった。

    mygeneration20150118 (7)


    『The Who sings my generation』は当時の米国盤独特のEQが施され、なによりも中低域がカットされ、高域が持ち上がったような痩せた音質なので、AMラジオには向いていたかもしれないが、オーディオ機器で聴くのはつらい。
    唯一ましと思えるのは、A-6の「My generation」の音質が、他の収録曲と比べてあまり劣るとは思えない点。他の曲の音質をA-6に合わせたわけではないだろうが、偶然にしてはうまくできている。

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    *左:米国オリジナル盤、右:Virgin再発盤


    Phono EQにEA-300を導入してからアルバム『My generation』をしっかりと音質比較したことがなかったので、この機会に80年代のVirgin盤、オリジナルBrunswick盤、そしてClassic recordsからの高音質重量盤と数年前に出たStudio albums LP Box収録盤をA面の3曲のみ比較して聴いた。聴いたのはA-1,A-5,A-6の3曲。

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    *英国オリジナル盤(2枚)

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    *左:Studio LP Boxより、右:Classic records盤


    あらためて驚いたのは、オリジナル盤の高域の繊細さ。もっと低域が充実していたならなぁ、と高望みしてしまうが、全体的に良い音質でカッティングされている。

    盤質の悪いほうは音が歪み気味で、それだけで大きく音の印象が変わってしまう。
    盤質の良いのを聴く限り、思った以上にきれいな音で収録・カッティングされていて、全体的に荒々しいという印象でなく、演奏(歌、コーラスを含む)がうまくて格好良いという印象が強い。

    残念なのはA-6の「My generation」の音質。まずイントロの音量が小さい、そして、低域が薄い。
    しかし、それはオリジナルシングルを聴いても同じで、違いはシングルの方がマスターの世代が若い(はず…な)こと、刻まれた音量が大きいこと、45回転なので情報量も多くなること、など。でも、低音域はLPの方がましに思えなくもない。不思議だ。

    mygenerationsingle (4)
    *B面は「Shout and shimmy」

    僕は英国シングル盤の音質も良くないと思っていて、3枚持っているどれを聴いても基本は同じことからプレスによる音質差はあまりないのでは?と推測している。
    つまり、英国オリジナルシングルを買ったところでオーディオ的な高音質は望めないと思っている。
    何よりも、低音域がカットされていることが、今の時代にあってはかなり音質が悪く感じられる最大の理由。

    ところが、米国シングルは英国シングルよりも低音域が盤に記録されており、イントロからオーディオ的な高音質を味わえる……しかし、途中までと言うべきか。

    mygenerationsingle (2)
    *B面は「Out in the street」

    最初の「this is my generation」の歌詞が出るまでは良い音なのだが、そこから音量が上がっていくにも関わらず、逆に音量が上がらないようにカッティングされ、間奏のみ少し音量が上がるものの……という印象。これがオリジナルマスターテープの音なのか?あるいはエンジニアが音量調整を施しながらカッティングしたためか?……個人的には後者のような気がするが。


    ちなみに、アルバムに戻るがVirgin再発盤は英国オリジナル盤よりもカッティングレベルが高く、同じボリューム位置で再生すると音が良く聴こえる。それと、オリジナル盤よりも荒々しいマスタリングを施しているのでは?と思えなくもない、あるいは単に音質的に少し劣るためそれが荒く聴こえる理由なのかも。
    低音域も微妙に補正されているように思えなくもない。
    高音質盤でない普通の再発盤としては十分に良い音質ではなかろうか。

    Studio LP Boxからの盤とClassic records盤は次回にでも。
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    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。僕は1970年代のオーディオ全盛期の最後に属する世代で、ペアマイク持参で生録に挑戦した世代。国内盤LPが高価だったので輸入盤を買っていた、そういう中高生時代を過ごした。

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