Yersteryear series/The Kinks

    先日、Beatlesの英国盤EPを手持ちの7インチ盤の棚から探していた際に、久しぶりに目にした7インチ盤をいくつか抜いて、リビングに持ってきた。

    その中の1枚がこれ。

    Kinksyys (1)

    70年代に発売となったKinksのEP盤。特にタイトルはなく、Yesteryear seriesと銘打った再発EPシリーズ?の中の1枚と思われる。どこにも記載が無いが、おそらく英国盤。
    しかもカラーレコードだ。



    カラーレコードやピクチャーレコードが流行った時代の1枚かなと調べたところ、発売は1978年らしい。

    このEPレコードは、Kinksの英国でのデビューシングルと2ndシングルのA/B面をカップリングしたもので、A面には1stシングルのA/B面、B面には2ndシングルからの収録となっている。

    Kinksyys (4)

    ご存知のとおり、それら2枚は当時全然ヒットせず、特に2ndシングルにいたっては、一説には数百枚しか売れなかった?との話もある。そのため、現在では超高額のプレミアがついている状況。

    僕もさすがに2ndシングルは持っていないが、なんとか1stの『Long tall sally』は持っているレベル。

    CD時代以降、これらの4曲は(世界的に)手軽に聴けるような状況となったが、このEP発売当時にはなかなか聴けなかったと思われる。
    音質は非常にクリアで十分に良い。


    ところで、個人的には彼らの1stシングルの不発はわからなくもないが、2ndシングルがどうしてヒットしなかったのか?と不思議に思う。

    A面の「You still want me」(Ray Davis作)は、当時の英国のbeat groupのシングル曲としてのインパクトに欠けていたと言われれば納得するものの、メロディは悪くないしアレンジも(こじんまりとおさまっている気はするが)普通と言うか……逆にKinksの個性が生きてないと言われれば、それはそうかもしれないのだが。

    そして、B面の「You do something to me」は、当時勢いのあったmersey beat風の甘酸っぱいメロディを持つ曲で、Ray Davisのメロディーメーカーとしての萌芽を感じられる作品とも言える。

    このオリジナル曲のカップリングシングルが1stほどにもヒットしなかったのは、Pyeレコードの宣伝不足なのでは?と思えてならない。

    ただし、デビューから2枚のシングルが立て続けに不発に終わり、次で失敗したらもう音楽業界で生き残るのは難しいと思われたからこそ、次のシングルは自分たちのやりたいようにやると宣言し、実際に英国rock史に名を残すどころか、その影響は70年代以降にまで受け継がれる名曲「You really got me」を3rdシングルとして発表できたのかもしれないのだが。


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    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。僕は1970年代のオーディオ全盛期の最後に属する世代で、ペアマイク持参で生録に挑戦した世代。国内盤LPが高価だったので輸入盤を買っていた、そういう中高生時代を過ごした。

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