The Chiswick Singles And Another Thing

    *12/17追記:一箇所訂正した


    Damnedの編集盤『The Chiswick Singles And Another Thing』は、英国で2011年にCDでリリースされたそうだが、僕の記憶では日本独自の編集盤として(収録曲は異なるが)もっと前からCDが日本だけで出ていたのではなかろうか?確か、Chiswick Singles collectionというタイトルだったような……。

    僕はその国内CDを結局買っていないので、今回のLPで初めて同様の編集盤を手に入れた。あまり格好良いと思えないジャケットデザインも似ていたような記憶がある。

    Damnedchicol (8)

    日本独自CDを聴いていないのでわからないが、このLPsを聴く限り、オリジナルシングルとは別ミックスの曲が数多く含まれているように思う。おそらく2011年のCDとは同じ音源だと思うが。



    こういう編集盤でシングルA面曲あるいはB面曲をアルバムとして聴けるのは個人的には価値があると思っているのだが、勝手にリミックスされていては、シングル集としての価値が薄くなってしまうように思う。

    Damnedchicol (7)
    *LP内袋には、他のLPタイトルの広告があり、片面はDamnedがメインとなっている

    前回の『The best of the Damned』で記したが、Amazonの商品説明によれば、当初は『The best of the Damned』をCDで再発しようとしたところ、印刷工場?から、ジャケットのデータが紛失し存在しないので再発ができないと伝えられ、そのためそれに変わってこの編集盤が組まれたとの話。

    だからなのか?僕の聴く限りオリジナルミックスのままの曲よりもリミックスされて収録された曲のほうが多いのではないか?とも思える。
    とは言え、B面曲については7インチシングルを持っていないものもあり、はっきりとした事は言えないのだが。

    Damnedchicol (5)
    *こちらは逆側。Bob Dylanの音源は半オフィシャルリリース。B.Springsteenは興味がないので不明。


    ただ、音質については、初めて聴いたときは、かなり改善されているのでは?と思えた。
    けれども、例えばリミックスされていない「I just can’t be happy today」を聴くと、『The best of the Damned』とほぼ変わらないとわかる。

    それよりも、微妙にリミックスされている「Rabid(over you)」や別ボーカルの「noise noise noise」(*もしかすると、シングル用の別versionだったか?。7インチシングルが出てこず確認できていない)などで、少し良くなった印象を受ける。
    僕の好きな「History of the world」もリミックスだ。この曲は、今回で3種類めのミックスとなる。
    *12/17訂正:7インチシングルが出てきたので確認したところ、このLP収録と同一ミックスと思われた。つまり、『Black album』収録ミックスとは当時から別だったわけだ。そして、アルバム用ミックスに2種類あるので、全部で3種類ある。

    また、リミックスされていない「Love song」は、途中ドロップアウトらしき部分もあり、マスターテープの劣化を感じてしまう。
    そういうことへの対応として、2011年に発売する時点で、可能な曲についてはマルチトラックからリミックスして音質の改善を狙って収録したのかもしれない。

    実際、ジャケット内側のライナー(CD付属のものと同じ?)によると、ハイレゾを意識したかのような、高音質でのCD化(今回はLP化)についての記述がある。但し、ライナーのどこにもリミックスしたとは書かれておらず。

    Damnedchicol (11)
    *ジャケット内側のライナー。クリックで拡大

    今回の2枚組LPセットだが、一つ残念なのは、近年のリリースの多くが180gの重量盤にて行われているにもかかわらず、これについては今では逆に珍しい通常盤だったこと。120g前後ではないか?
    購入価格は新品で3500円程度だったので、それなら重量盤にして欲しかった。

    ただ、盤面は以下のように最近よくある色つきとなっている。

    Damnedchicol (3)

    よほどのマニアでない限り、もしCDで持っているなら、わざわざLPで買い足す必要はないかもしれない。
    但し、CDで最初から最後まで聴きとおすのはちょっとしんどいかもしれないが、LPなら片面ずつ聴けるので聴きやすいとは思う。

    Damnedchicol (12)
    *ジャケット裏面、こちらのデザインも今ひとつな気がする(苦笑)

    聴きとおすのはしんどいかも、と書いたが、B面曲の中には遊びで作ったような曲もあって、収録曲全てのクオリティが高いわけではない。
    でも、A面曲だけで見れば、十分にクオリティが高く、当時の英国ロックの格好良さを存分に味わえると思う。




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    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。僕は1970年代のオーディオ全盛期の最後に属する世代で、ペアマイク持参で生録に挑戦した世代。国内盤LPが高価だったので輸入盤を買っていた、そういう中高生時代を過ごした。

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