Beatles for sale  番外編

    今回は音質比較対象外のMono盤からの紹介。
    まず、日本でも有名な別ジャケットのオーストラリア盤から。

    BFS1024difs (7)

    ジャケットはMono/Stereo共通で、Stereo盤にはStereoと書かれたシールが貼られた。


    残念ながらシングルジャケットで、裏面は米国での演奏シーンの写真側を採用。

    BFS1024difs (11)

    カッティングはオーストラリア独自。
    前作『A hard days night』もそうだった。
    次の『Help』も同様で、『Rubber soul』は英国原盤でマト両面1、つまりラウドカットとなる。

    Y/P mono盤の音質は、英国盤にとても近い音。
    となると、マスターテープの音そのものは、09年Mono CDとは違う音だったのか?と思えてしまうものの、次のスペイン盤で全く覆される。

    このスペイン初版盤は僕自身は日本の中古屋で見かけたことがない。
    僕は数年前にebayでスペインの出品者から購入したはず。

    BFS1024difs (2)
    *初版はMono盤のみ

    お気づきの通り、表ジャケットはとても特徴のある加工が施されてある(笑)。

    BFS1024difs (5)

    これも残念ながらシングルジャケットで、裏面はオーストラリア盤と同様、英国盤の見開き内側、左側の写真を採用。よく考えれば、曲目表示もあるから当然か。

    スペイン盤は独自カッティングなのだが、その音質は独特の音で、たとえるなら81年の英国再発盤の音傾向に近い。
    ものすごく高域がしっかり、はっきりと出ていて、にも関わらず、低音域までもドシンとくるのは英国再発盤との違い。
    そのため、オーストラリア盤でも「やっぱり、こんな音か…」と思えた「No reply」が、のっけからシャープな音を聴かせ驚かせる。
    ただし、音質的にはコピーテープっぽい気がする(おそらく、そうだろう)。

    英国から各国へ送ったコピーテープに、あらかじめ英国盤用のマスタリングを施したものがあったとすれば、それはオーストラリア盤で、何も施していないのがスペイン盤といったところか……いや、それにしては09 Mono CDよりも高域が強めだ。

    但し、オーストラリア盤は英国盤と比較し、いかにもコピーテープです、とわかるような音ではないのが不思議。いや、そこまでしっかりと聴きこんでいないだけなのだが。

    今日はここまで。

    『Beatles for sale』は彼らのアルバムの中でも最も人気がないと思われるだけに、このアルバムばかり取り上げ続けるのはつらいが、もう1回だけ紹介の予定。世界的に珍重されるフランス盤初版を紹介しなければ。

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    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。僕は1970年代のオーディオ全盛期の最後に属する世代で、ペアマイク持参で生録に挑戦した世代。国内盤LPが高価だったので輸入盤を買っていた、そういう中高生時代を過ごした。

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