続 音楽ファンかオーディオファンかそれ以外か?

    前回の内容に対して貴重なコメントをいただいた。
    それで思うことがあった。

    例えば、僕はグルメではないものの、できればおいしいものを食べたいと思う。
    これと同様に、オーディオファンでないけれど、できれば良い音で聴きたいと思う人もいて当然だろうと思えた。

    そうなると、高音質を謳い文句とした再発盤にオーディオファンだと自認していない人が興味を持つことは全然不自然ではない。


    実際に従来聴いていた盤よりも音が良くなったと思えれば、買った甲斐があったなり、お金を払うだけの価値のある商品だったと思うわけで、それは、グルメでない僕もおいしかったものに対して同様の感想をいだくことから理解できる。

    そういうことを踏まえると、オーディオファンを自認していない音楽ファンも高音質を謳う再発盤を買うだろうなと思える。

    そういう人たちはオーディオファン予備軍なのかもしれないし、それどころか既にそれなりのオーディオ装置を持っているが、自分ではオーディオファンだとは思っていないのかもしれない。


    それに対して僕の場合、現状のオーディオ装置からできる限り最高の音質を引き出したいと思っている一方、仮に最高の音質に調整できたと一時的に満足したとしても、数年ほど経過するとさらに上の音質で聴きたいという欲求が芽生えてくる。

    こうなると、単なる音楽マニアやコレクターではない(笑)。
    だからオーディオファンなのだろう。


    その昔、まだ社会人になる前も、夏休み等にバイトしたお金でカセットデッキを買ったり、1ランク上のカートリッジを買ったりと、音楽ソフトだけにお金を使うことはなかった。
    毎年、何か小額でもオーディオ用アクセサリーを導入したりしていた。

    今ではアクセサリーの類はほとんど買わないが、やはり、同じ音質で聴き続けることには抵抗があり、それならソフトを買うのを我慢してでも機器のグレードアップを図ろうと思い立つときが数年に一度必ずやってくる。

    結果的に同じ盤からこれまで聴いていた以上の音質が引き出せ、わざわざremaster盤を求めずともオリジナルのLPを聴いていれば満足できるような状況になっているような気がする。

    CDフォーマットについてはとっくの昔に見切っている(・・・ソフトとしては音質最低ラインという意味)ところがあり、いまさらCDのremasterのみでは満足できない。当然、CD未満の器しか持たない圧縮音源を聴くなどというのは論外だ。
    こう考える音楽ファンはたぶんいないような気がするので、この点もオーディオファンの証なのだろう。


    それと、オリジナル盤や高音質プレス盤を探し求め、最も優れた音質のソフトで好きなアルバムを楽しもうと言うスタイルは、前回記事へのt-izuさんからのコメントにあった「ソフトとしてのオーディオ」ファンのことだ。
    近年こちらのオーディオファンの比率が上がっているような気がする。


    今回も、特にまとまりのある終わり方を狙っているわけでないので、これぐらいに。

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    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。僕は1970年代のオーディオ全盛期の最後に属する世代で、ペアマイク持参で生録に挑戦した世代。国内盤LPが高価だったので輸入盤を買っていた、そういう中高生時代を過ごした。

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