Like a rolling stone/Bob Dylan その1

    数ヶ月前に手に入れたBob Dylanの『Highway 61 revisited』MFSL45回転2枚組LPを聴いて、何よりも驚いたのは「Like a rolling stone」の音質だった。

    likears (1)

    それぞれの楽器やVocalが明瞭に、しかも特にVocalについては、まるでそこで歌っているかのような音質に驚かされた。「こんな音質で聴いたことがあったっけ?」

    僕の印象では中音域が分厚い、ややヴェールをかぶった音をしているはず、だった。


    それこそ耳たこ以外の何者でもない「Like a rolling stone」を、僕はこれまで音が良いと思ったためしが無かった。だから、MFSL45回転盤の音は本当に驚きだった。

    それで2~3度この曲だけを繰り返し聴いた後に浮かんだ考えは、「きっとこのLPもMFSL45回転盤の『Blonde on blonde』同様にremix masterを元にして制作されたものなのだろう」だった。

    likers.jpg

    しかし、この曲は1番の歌詞の途中(「can you?」の手前)で、まさにVocalの定位が一瞬ぶれる現象が発生する。
    中央よりから瞬間的に右に動いて元に戻る。

    これは恐らくマスターテープの損傷・経年劣化等が原因のように思える。
    もし新たにremixされて制作されているのなら、そのようなぶれは修正できただろうにと思えた。

    そこで試しに、手元にあった数枚のCDで同曲を比較再生したが、全て同様にVocalの定位が一瞬ぶれる(=音ブレと表現する)現象が発生していた。

    likears (2)
    *確認に用いたCDs. 引越し後にSACD/CDハイブリッドの「Highway 61 revisited」が見当たらず・・・

    ここから推測すると、使用されたmaster tapeは、少なくともそれらCDsや、あるいは同一アルバム用のマスターと同じなのだろうと思われ、remix masterでないということになりそうだ。

    それにしてはMFSL盤、正直、驚くほどに明瞭な音質になっている。くどいけど、驚きだ。

    ところが話はこれで終わらなかった。
    先日偶然Amazonのレビューを読んでいて、同曲のVocalの定位が‘ぶれない’LPのことが記述されていた。

    長くなるので、今回はここまで。


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    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。僕は1970年代のオーディオ全盛期の最後に属する世代で、ペアマイク持参で生録に挑戦した世代。国内盤LPが高価だったので輸入盤を買っていた、そういう中高生時代を過ごした。

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