I hear a symphony Expanded edition

    このCD、随分前に買ってあったのだが、聴かずに眠っていた。
    今年になり僕が買った時点よりもずっと値段が下がって損した気分がしていたので、とうとう重い腰をあげて聴いた(苦笑)。

    Hip O selectからの2枚組CD Expanded edition 『I hear a symphony』
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    そうすると、「もっと早く聴いておくべきだった」と悔やまれた。
    明らかに、オリジナルLPのフォーマットよりも優れた内容になっているではないか。

    *写真は近いうちに現物に差し替える予定


    アルバム『I hear a symphony』は、SupremesのLPの中では今ひとつ焦点の定まらないアルバムだ。だから、あまり積極的に聴きたくなったことがない。前回取り上げた『Supremes a Go Go』の方がアルバム全体の統一感ではましかなと思えてしまう。

    しかも、収録曲のタイプから判断すると、このLPはMonoよりもStereoで聴いた方が良いと思えるにもかかわらず、Stereo盤収録の大半の曲はMono(もしかすると、擬似ステレオかも)音源となっていて、非常にがっかりさせられるのだ。

    それに、音質的にもオリジナルLPは褒められたものではない。

    それが、今回のHip O selectからの2枚組CD Expanded editionでは、CD1枚目のオリジナルLPフォーマット部分でtrue stereo masterを探し出し使用している。
    しかも、Mono/Stereoでの収録+未発表mix3曲を収録。

    当然それだけではない。
    やはり僕が「これは価値があった」と思えたのは、CD2枚目に収録された1966年9月のDetroitでのコンサートの模様を納めたlive音源だ。

    約1時間程度だろうか、CDのトラック数では20曲ほど。実際にはメドレー曲もあるため、曲数はもっと多い。コンサート音源の前にアルバム収録曲の別テイクが3曲。それらとコンサート音源、全て初登場だ。

    収録曲の中には、シングル発表曲の「My world is empty without you」、「You can’t hurry love」、「I hear a symphony」が含まれ。それらがlive音源で聴けるという格別な内容だ。

    この前年にAt the Copaが発表されているので、この時の公演は録音されただけで発表されなかったのかもしれない。それによく聴くと、ボーカルは歪っぽい部分もたまにある。そのあたりの技術的なものも陽の目を見なかった理由なのかも。

    個人的には好きなタイプの曲ではないが、「People」で3人のボーカル・コーラスが堪能できるのも、この時のコンサートの目玉と言えるだろう。


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    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。僕は1970年代のオーディオ全盛期の最後に属する世代で、ペアマイク持参で生録に挑戦した世代。国内盤LPが高価だったので輸入盤を買っていた、そういう中高生時代を過ごした。

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