White Album に関する補足 その3 イタリア盤

    以前、BeatlesのWhite albumの各国盤を大まかに紹介したことがあり、その際に出てこなかったイタリア盤(初版)が先日出てきたので、前回の続きとして紹介しておこうと思った。

    『The Beatles』(PMCQ31513/4)
    whiteitaly (21)


    数日前、蛍光灯が壊れた際に天井を照らす間接照明にした為、夜に写真を撮るのが難しくなった。昨日は別の部屋で撮影したが、それも面倒だったので今後どうしようか……

    写真下(きれいではないので、差し替える予定)のようにドイツ製のtop openタイプのジャケット、黒のインナー、そしてポスター兼歌詞カードと4枚のポートレイトが付属。

    whiteitaly (15)
    *Johnの顔の口元あたりの線はガラステーブルの影

    Top openジャケットは、表にシリアルNo.入り。
    ドイツジャケットの通し番号なので、英国ジャケットとは無関係。

    型番がPMCQなのだが、stereo盤。
    STEREOとMONOが併記されているが、どちらのカートリッジでもOKと言う意味。

    whiteitaly (20)

    音質は独特だが、個人的にはなかなか良いと思っている。
    遠回りで説明すると、英国盤は低域が強調され、しかも音が歪む直前ぐらいの飽和状態の大音量でカッティングしてあり、小音量で聴くには悪くないのだが音量を上げるとあまり好ましい音ではないと僕は最近は思っている。なんか音がいっぱいいっぱいで、余裕の無さを感じてしまう。音圧が高すぎる場合の弊害が現れたような印象。

    それに対してイタリア盤は、カッティングレベルが低く音量が小さい。さらに、全体的にフラットな帯域から低音域を弱めたような音となっている。必然的に高域が目立つが、高域だけを強めた音ではないし、英国盤では気付かない音にも耳が行く。

    音量不足はボリュームを上げれば良いだけなので、そうすると英国盤ではやや団子状に音が固まって聞こえるのに対して、イタリア盤はきれいに音の重なりが見えるような音をしている。
    残念なのは、盤質が今ひとつでsurface noiseが多い点。

    他にもう1枚イタリア盤を持っていて、こちらは何故か型番が英国盤と同じPCSに変更されている。

    whiteitaly (19)

    マスターの原盤はPMCQ盤と全く同じで、run off部分に原盤制作日付が彫られている。1968年11月14日。

    whiteitaly (18)

    ジャケットも同じくドイツ製のTop openタイプ。
    不思議なことに、こちらのほうがシリアルNo.はPMCQ盤よりも若かった。
    レーベルにSTEREOとしか書かれていないことから、こちらの方が後に出たのでは?と思っているのだが。
    実情は全くわからない。

    と書いてすぐなのに、もしかするとPCS盤は輸出用かもしれないと思った。
    レーベル上部(12時の方向)にPCS盤は「made in Italy」とあるのだが、PMCQ盤はイタリア語になっているからだ。
    そうなると、製造時期はほぼ同一だろう。
    あくまで推測だが。



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    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。僕は1970年代のオーディオ全盛期の最後に属する世代で、ペアマイク持参で生録に挑戦した世代。国内盤LPが高価だったので輸入盤を買っていた、そういう中高生時代を過ごした。

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