The Soul Album

    前回同様、年末に買ったLPのうちの1枚がこれ。

    Otis Redding がVoltから66年に発表した4枚目のアルバム『The Soul Album』のstereo盤(VOLT-S413)。

    soulalbum (5)
    *シュリンク付き



    このアルバムはこれまでMono(VOLT-413)しか持っていなかったので、ようやく両方そろった。

    soulalbum (1)
    *左がmono、右がstereo

    以前取り上げた『Otis blue』が、僕にとってはOtis Reddingのスタジオ録音アルバムの中で一番好きなアルバムなのだが、このアルバムは『Otis blue』の次に発売された。

    soulalbum (4)
    *Atlanticの内袋はこのLPのオリジナルなのかどうか不明

    全体的なトーンはバラード寄りと言うべきか、ノリの良い曲をほとんど収録しておらず、味わい深い曲が大半を占める。その点が個人的には勿体無い気がしてしまうし、地味な印象を受ける。

    けれどもさすがOtisと言うべきか、比較を持ち込まなければ、これはこれで非常に良く出来たアルバムだと思う。


    このアルバムは数年前に出たオリジナルアルバムの廉価盤CD5枚セットにも含まれているので、わざわざ高価なオリジナルLPなど買う必要もなかったのだが、持っていたLPもCDセットに含まれた同タイトルもmonoだった。
    今回見かけたのがstereo盤だったので思い切って買ったわけだ。

    soulalbum (2)

    ジャケットのコンディションは非常に良かったのだが、盤はVG+程度だ。クリーニングしたらましになるかもしれないが音に出る傷が多い。僕のplayerでは2度も針飛びした(苦笑)。

    このアルバムのstereo盤は初めて聴くのだが、A-1とB-5は擬似ステレオ。その他はtrue stereo。
    同時期のWilson Pickettのアルバムがそうだったように、ボーカルは右チャンネルで、演奏は左右に分かれている。しかし左チャンネルにボーカルの反響が返ってくるので、完全に右に振切れているようには聞こえない。
    また、B-6のDrumsは、意図してかどうかは不明だがstereoで収録されている。

    soulalbum (3)
    *stereo、ここではSD413とあるが、ジャケット表にはS-413とある

    オリジナルstereo盤の音だが、低音がズシンと低いところまでしっかりと収録されているのが好ましい。けれども、mono盤の方がカッティングレベルが高く、ボーカルも聞き取りやすいmixingがなされているため、本来この録音は最終的にmono mixingにすることを意図しての録音だと思われる。

    soulalbum.jpg
    *mono

    いずれにせよ、決して良い録音とは言えないが、LPで聴くならmonoの方がお勧めだ。

    それにしてもシンバルの音など、もっとましな録音はできなかったのだろうか?

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    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。僕は1970年代のオーディオ全盛期の最後に属する世代で、ペアマイク持参で生録に挑戦した世代。国内盤LPが高価だったので輸入盤を買っていた、そういう中高生時代を過ごした。

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