SNAP!英国盤

    ちょうど1ヶ月前くらいに紹介したJamのベスト盤『SNAP!』
    その英国盤を偶然見かけてしまったので、思わず買ってしまった。

    snapuk (1)

    これで国内盤、米国盤、英国盤の3種類が揃ってしまったのだが、未だ国内盤はどこにしまったか発見できず。

    期待していた英国盤の音質だが、微妙な結果と言わざるを得ない。


    米国盤と比較したが、英国盤のほうがやや低音域が薄く高域が強い。その差は、誰の耳にもはっきりするようなレベルではないが、ある程度のオーディオセットで、ある程度の音量で聴けばわかるだろう。

    米国盤を大きな音量で聴くようになってから、いくつかの曲で低域が薄いことに非常に不満を覚えていた。しかし、それは英国盤を聴いても全く同じだったことから、大元の英国マスターがそうだったと気づかされた。

    しかし米国盤は、全体的に薄めの低域を英国盤よりは大きめに(微妙だけど)マスタリングしてあり、特に低域が薄くて不満を覚える曲に関しては英国盤よりはましな印象を受ける。

    snapuk (2)

    その昔、国内盤を聴きまくっていた頃、当時使っていたオーディオ装置ゆえに低域なんて全然聞こえなかった。が、今は全然状況が違う。
    にもかかわらず、英国盤はまるで昔を思い出すかのように低域が薄い。高域が強いので相対的に低域の薄さが強調されてしまうのかも。

    先日買ったボックスセットに収録された『Extras special 1977-1982 vol.1』と『同vol.2』でそれら不満曲を聴くと低音域はしっかりと補正されている。どころか、曲によってはかなりしっかりと腰の座った低音を聞くことができる。

    そういう意味では、『SNAP!』を聴くよりも、『Extras special 1977-1982 vol.1』と『同vol.2』を聴く方が良い。しかしながら、こちらはアルバムとシングルとで別ミックスだった曲については、アルバムにしか収録されておらず聴くことができない。

    アルバム収録曲でシングルバージョンでも聴ける曲と言うのは「Smithers-Jones」ぐらいではないか。

    そのため、今後も『SNAP!』を聴くとすればメインは米国盤になりそうだ。
    もしLPで聴いてみたいと言う人がいるなら市場にも多く出回っていて入手も簡単だし、英国盤よりもずっと安価に手に入るので、米国盤をお勧めする。

    snapuk.jpg
    *英国盤には米国盤にあったバーコードやマスタリングに関する情報は記載が無い。それと、各面の収録曲はジャケット記載の通りでC面は「The eaton rifles」から始まる。米国盤はそうではなかった。

    ただラストの「Beat surrender」は、米国盤だと音がドロップアウトする箇所がある。もしかしたら、盤質に依拠しているのかもしれないが。

    snapuk (3)
    *LPのレーベルはカスタムレーベル。いかにも80年代っぽいデザインが今では安っぽい。

    最後に一つ。
    米国盤『SNAP!』を聴いていてずっと気になっていたのがD面の「Tales from the Riverbank」のミキシングの違和感。この曲は冒頭から結構大きめの音量なのだが、あるところで急にフェーダーを下げ音量を小さくするようなミックスダウンがなされている。そのため途中で歌が急に小さくなってしまうし、音量も手前の曲と差が出てしまっている。

    僕はシングルを持っていないので、これが大元のミックスそのままなのかどうかは知らない。ただ、てっきり、米国盤のマスタリングでそうなってしまったのだろうと思っていた。

    けれども今回英国盤を聴くと全く同じだった(苦笑)。
    念のためにボックスセットの『Extras special 1977-1982 vol.2』を聴くと、これについては補正されていて、そのような音量差は生じない。丁寧なマスタリングがなされている。


    『SNAP!』収録音源の方が『Extras special 1977-1982 vol.2』よりも音質が良いのではないか?と思える曲は、「Absolute beginners」くらいか。低域が薄く高域が強いバランスがここでは幸いし、威勢良く聞こえる。


    関連記事
    スポンサーサイト

    テーマ : 洋楽ロック
    ジャンル : 音楽

    コメント

    Secret

    プロフィール

    JD

    Author:JD
    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。僕は1970年代のオーディオ全盛期の最後に属する世代で、ペアマイク持参で生録に挑戦した世代。国内盤LPが高価だったので輸入盤を買っていた、そういう中高生時代を過ごした。

    最新記事
    最新コメント
    最新トラックバック
    月別アーカイブ
    カテゴリ
    カレンダー
    08 | 2017/09 | 10
    - - - - - 1 2
    3 4 5 6 7 8 9
    10 11 12 13 14 15 16
    17 18 19 20 21 22 23
    24 25 26 27 28 29 30
    検索フォーム
    RSSリンクの表示
    リンク
    ブロとも申請フォーム

    この人とブロともになる

    QRコード
    QR