Unreleased 1969 show

    以前にもWhoの69年頃のlive音源のブートを紹介したことがある。

    今回はそこで取り上げなかったもので、Tommy/SDE版のDisc4に収録されたOttawaでのliveを収録した『Unreleased 1969 show』を中心に紹介する。

    1969boot (5)
    これは、69年のliveを3公演収録した音質的にはかなり厳しいブートだ。



    この3枚組CDセットは、登場当時はかなり高額で売られていた。
    中古でも三千円程度した時代があり、僕はその頃買ったのだった。おかげで、聴いてかなりがっかりさせられた。

    1969boot (6)

    音質からすると、いくら3枚組と言っても、高くても1500円が良いところだろう。1000円ぐらいなら妥当だろうか。

    収録公演・曲目はこの通り。
    unreleased1969songs.jpg
    *クリックで拡大

    CD1枚目がOttawaでの公演を観客が録音した音源、いわゆるaudience recording。
    1曲目の「Heaven and hell」からの収録なのだが、残念なことに、「Sally simpson」までの収録。
    今回Tommy/SDEのDisc4がまさに「Sally simpson」までOttawa公演の音源だったので、「I’m free」まで収録していれば観客録音と言えども価値があったのだが……残念。

    音は遠く、高音がきつい。音質はCランクレベルか。
    一部の曲は、途中が途切れていたりするし、テープのピッチが変わったりする。これらを踏まえると、Dランクかも。


    OttawaでのWhoサイドの録音テープを元にして作られたと思われるブートが『Dream of '69』。
    *但し、どこにもどの公演からの録音かデータの記載がない。そのため、聞き比べて確認した。
    どうしたわけか輸入盤扱いの国内盤仕様として売られていた。

    1969boot (4)

    これも「Heaven and hell」からの収録なのだが、「Young man blues」まで。
    続く「Substitute」からの3曲はLeedsのlive音源を使用。

    ちなみに、69年の米国ツアーでは、「Young man blues」の次はTommyの再現であり、「Substitute」はTommyの後に演奏することもあったようだが、「Happy Jack」「I’m a boy」は演奏されていないと思われる(僕の調べた限りでは)。なので、この曲順は69年の米国公演とは異なる。
    *12/7追記:その後調べていくと、この3曲を演奏する公演もあった・・・が、9月のアムステルダム(オランダ)公演だった。ただ、確実でないことは記さないほうが良いと思えるので、このままとする。


    『Dream of ’69』のTommyのパートだが、「Overture」から「Amazing journey」までと、「I'm free」の終わりかけ部分から「We're not gonna take it(See me, feel me~Listening to youを含む)」の終わりまで収録。つまり途中がすっかり抜けている。
    続いて「Summertime blues」「Shaking all over」までを同公演から収録している。

    Ottawa公演部分はステレオで、SDEのDisc4に近い音質で収録されている。


    『Unreleased 1969 show』に戻るが、CD2に収録されたのは69年12月4日の英国Bristol公演。
    これはサウンドボード音源なのだがモノラル。そして、意図的に何度もテープのピッチが変わり、その部分の聴きづらさはCD1を上回る。音質的にはB’レベルなのだが、ピッチ操作部分はDランクと言わざるを得ない。
    ピッチ操作がない部分は全体的に音程が低い(つまり、遅い)。最後の2曲はピッチが合ってるように思う。


    同日の公演を収録した別のブートがこれ、以前にも紹介した『eternal mods』。

    1969boot (2)

    こちらの6曲目以降がBristol公演とのこと。
    こちらは同じモノラルだが、ピッチ操作が無く聴きやすいのだが、針音がしているところから、音源はアナログブートではなかろうか。『Unreleased 1969 show』Disc2とは別音源と思われる。
    ただし、両者の演奏が同一かどうか(つまり、同一公演かどうか)は、確認しておらず。

    eternalback.jpg
    *曲目はこの通り(クリックで拡大)

    なお、『eternal mods』収録の冒頭5曲は、ジャケットには70年のHull公演からとあったが、それは誤りだった。今聴くと、録音は明らかにPete主導で録音された2トラックレコーダーによると思われるので69年の米国公演だと思われる。
    この部分の音質はOttawa公演と変わらないレベルの良好なステレオ収録。


    『Unreleased 1969 show』Disc3は次回に持ち越す。

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    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。僕は1970年代のオーディオ全盛期の最後に属する世代で、ペアマイク持参で生録に挑戦した世代。国内盤LPが高価だったので輸入盤を買っていた、そういう中高生時代を過ごした。

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