Giant Steps その5 Mono

    前回で終える予定だったが、探していた米国Monoの2nd、3rdプレスとフランス盤が出てきたのでそれらの紹介と、Mono盤の低音域に関しての若干のコメント修正を付加することとした。
    *過去の記事にも補足訂正コメントを追加した

    まずフランス盤から。

    『Le Geant du tenor/John Coltrane (Atlantic-332017) 』Mono

    GS4 (2)

    別ジャケ(ペラジャケ)になっていて、レーベルは米国の2ndプレスタイプ。


    裏はこの通り。

    GS4 (4)


    最初の頃の記事で、フランス盤は(米国Mono盤との比較で)低音が弱かった記憶があると記していたが、音を確認して修正した。
    米国盤並に低音は出ていた。

    このLPはフランスで買ったのだが、店主曰く初版とのことだった。
    ジャケットは見てお分かりのとおり、外側部分にテープが貼られ、それが経年変化でぼろぼろになってきている。

    しかし盤質は非常に良く、ストレスなく楽しめる状態だ。

    次に米国Monoの2ndプレスと3rdプレス。
    まず2ndプレス。

    GS4 (15)

    ご覧のとおり、このジャケットは表にコーティングありタイプ。
    マトリクスを見ると、初版の黒レーベルと全く同じ。
    僕のは盤質が今ひとつなので、はっきりとはわからないが、音質的には初版とほとんど差はない気がした。

    そして3rdプレス。

    GS4 (17)

    こちらもジャケット表はコーティングありタイプ。
    マトリクスは同じなのだが、それ以外におかしなマークと言うか印が両面に刻まれている。

    このLPは手持ちのフランス盤同様、非常に盤質が良く、そのため米国盤の3種のプレス違いの聞き比べをすると、これが音質的に一番良いような印象を受ける。僕のオーディオ(アナログ機器)のレベルでは、これら3枚の音質には大きな違いを感じなかったため、盤質の良い盤ほど音が良く聞こえたと思われる。


    これでもかと連続してこのLPのことばかり書いていたが、最後に、初回の記事を若干補足訂正させていただく。

    昨日、早い時間に帰宅したので、少し大きな音量でMono盤と60年代プレスのStereo盤を比較再生してわかったのだが、Mono盤はSaxの音量がStereo盤よりも大きめにミックスされているためStereo盤よりもBassの音が相対的に小さく聞こえる。
    つまり、Mono盤の方が(60年代プレスの)Stereo盤よりもBassが小さく聞こえるような印象を受ける理由が、このSaxの音量に対する低音域の音量差だった。
    最初は、深夜にそれなりの音量で聴き比べしていたので気づかなかった。

    耳で感じられる再生音量を同一にするのでなく、アンプのボリューム位置を同一にして、大音量でBassの音量だけを比較するとStereo盤もMono盤もどっこいどっこいと思えた。
    逆にSaxの音量はStereo盤では小さくなるわけだが。



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    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。今日本では7インチ「シングル」盤のことを誤って「EP」と表示するような有様となり、言葉の不理解と誤用の蔓延に落胆している。「EP」は「シングル(=片面1曲、両面で2曲収録)」よりも曲数を多く収録する(標準は4曲、3曲や5曲や6曲の場合もあり)意味のExtended Playingの略。どうかシングル盤とEPとを正しく使い分けて欲しい。

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