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    Mitch Ryder monumental album

    このLPは今年になって初めて見つけたMitch Ryder & the Detroit wheelsの何とも奇妙な国内編集盤。
    発売年月日は不明だが、70年代の初めだろうか。
    ライナーノーツに映画「CCライダー」についての記述がある。

    発売元はテイチクだが、60年代当時は、Mitch Ryder & the Detroit wheelsのレコードは東芝から発売されていた。

    『Mitch Ryder monumental album』(UPS-1214-C)
    mrma (1)

    驚いたのは、LPを実際にかけて聴こえてきた音を聴いた時だった。



    「なんだこれ!一体どうなっているの?」
    なんとこのLPに収録された曲は、オリジナルのstereoミックスとは違う別ミックスだったのだ!

    初めて聴いた時、驚かずにはいられなかった。
    別ミックスであるだけでなく、曲によってはエンディングが長い!

    これは所謂rough mixとは言えない気がする。
    まるで、マルチトラックのマスターテープを借り受けて、ミキシングをし直したと考えた方が良さそうだ。
    何せ、全曲違うからだ。

    もしかすると、同じ選曲の編集盤が本国米国で発売され、そのライセンスを借り受けしたのかもしれないが、ここで聞かれる別ミックスは僕の知る限りCDでは聴けない。当然、オリジナルアルバムのステレオ盤LPとも違う。
    準オリジナルと言える、編集アルバムの『Mitch Ryder hits!』とも違う。
    *ネットで調べてみたが、同じ選曲の編集LPは米国では発売されていないようだ。

    残念なのは、彼らの最大のヒット曲「Devil with a blue dress on」が収録されていない点だ。
    「Jenny take a ride」は収録されている。

    選曲は、1stアルバムから6曲、2ndアルバムから6曲の12曲。
    mrma (4)
    *クリックで拡大

    音質もかなり良いと思う。オリジナル米国盤LP以上に低音が刻まれた曲もある。

    選曲についても、James Brownのカヴァー「I’ll go crazy」とMarvin Gayeのカバー「Stubborn Kind of Fellow」を収録しているのは、なかなか良いではないか。
    どちらのカバーも僕自身はオリジナルアーティスト版よりも格好良いと思っている。

    mrma (8)


    僕自身、購入時に初めて目にしたこともあり、あまり出回っていないのかもしれないが、彼らのマニアには必携のLPだと言える。

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    テーマ : 洋楽ロック
    ジャンル : 音楽

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    JD

    Author:JD
    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。今日本では7インチ「シングル」盤のことを誤って「EP」と表示するような有様となり、言葉の不理解と誤用の蔓延に落胆している。「EP」は「シングル(=片面1曲、両面で2曲収録)」よりも曲数を多く収録する(標準は4曲、3曲や5曲や6曲の場合もあり)意味のExtended Playingの略。どうかシングル盤とEPとを正しく使い分けて欲しい。

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