Milestones その2

    灯台下暗し。
    見つからなかった米国オリジナル盤『Milestones』は、先日『‘Round about midnight』のオリジナル盤と一緒に手元の棚に一足早く移動していたことがわかった。

    早速聴いてみた。

    『Milestones(CL-1193)』米国オリジナル盤。
    milestonesUS.jpg
    *どうも今使っているデジカメは画質が今ひとつだ。10年前くらいの機種だと思うが。


    A-1は古く臭い音に思える。
    実際、MFSL盤を聴いても、A-1はこんなものか、と思った。

    しかし両者を比較すると、MFSL盤は全体的に中低域が豊かになっている。
    米国オリジナル盤は低域が薄い。しかし、音の勢いやエネルギー感は凄い。
    これはきっと、オリジナル盤のほうが微妙に歪感があるせいではなかろうか。
    ただ、この話はA-1のみでの話。

    milestonesUS (3)

    A-2だと、オリジナル盤もそれなりに低域が刻まれている。
    MFSL盤は音がきれい(歪感が少ない)で、低域は若干オリジナルよりもはっきりとしている。

    B-1のアルバム表題曲はと言えば、オリジナル盤の音質も非常にきれいだ。MFSL盤との違いは、中低域が弱い程度。いや、MFSL盤はさらにきれいな音だ。とは言え、この曲だけで比較すると、オリジナル盤の方が高音質だと評価する人も出てくるだろう。


    これらからすると、両者の比較でMFSL盤の方が中低域は豊かで、音の歪感が少ない。
    やはり、オーディオファイル向けプレスだけある。

    カッティングレベルは、オリジナル盤の方が大きいようだ。
    milestonesUS (8)
    *レーベルは6eye

    『Milestones』の米国オリジナル盤は、僕の場合、それなりの値段で購入した記憶があり、今回のMFSL盤LPが2枚は買えたはず。値段差からも、MFSL盤は悪くないと思う。

    ただ、僕が買ったMFSL盤はB-1にプレスミスによる周期的な小ノイズが12回以上発生した(当然、新品にもかかわらず!)。
    神経質な人なら交換希望するかもしれない。僕は面倒だったので良しとした。


    両者の比較でなく、この作品と翌年発表の『Kind of blue』の音質とを比較すると、『Kind of blue』の録音は、確実に1ランク上の音質で録音されたように感じてしまう。
    同じスタジオで録音されたみたいなのだが、録音機材が変わったのだろうか。


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    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。僕は1970年代のオーディオ全盛期の最後に属する世代で、ペアマイク持参で生録に挑戦した世代。国内盤LPが高価だったので輸入盤を買っていた、そういう中高生時代を過ごした。

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