Milestones

    気づかぬうちに8月になっていた。
    蒸し暑いと、何をする気も起こらなくなってくる。毎夏思うのだが、昨年はこれほど蒸し暑かっただろうか?と。
    ここ数年は春や秋が短く、夏や冬が長い印象がある。個人的にはその逆の春や秋が長いほうが過ごしやすいのだが。

    前置きはこれくらいにして、Miles Davisが1958年に発表した『Milestones』のMFSL盤を紹介する。

    milestones (14)



    僕が買ったのはLP。
    MFSL社から同タイトルのSACD/CDハイブリッド盤は昨年だったか?発売済みだったが、LPが出たのはようやくだ。

    LPもオリジナル同様のモノラル盤。
    と言うか、全曲がtrue stereoで登場したのはCD時代以降なので、LPの多くはモノか擬似ステレオか、あるいは2曲だけtrue stereoかに分けられると思う。

    milestones (16)

    MFSL盤だが、音質はわざとHi-Fi調を強めたようなマスタリングではなく、自然な音と言うか、高域や低域の特定帯域への強調感も感じられない。
    米国オリジナル盤と比較しようと思ったのだが、残念ながら探しても見つからずじまい。


    その代わりに、数枚のLPは見つかったので、それらと比較しておく。

    まず、オランダ盤。FontanaからのLP。

    milestones (6)

    これがオランダの初版かと思っているものの、確証はない。
    ジャケットデザインが変更されているが、ヨーロッパっぽい、なかなか格好良いデザインだと思う。

    milestones (7)

    音も実に良い。
    米国オリジナルと比較できないのが残念だが、低域から高域までしっかり刻まれているように思えるし、中音域も分厚く、エネルギッシュな演奏を堪能できる。


    次は、古い国内盤で、1962年の発売らしき、『Milestones』と『Kind of blue』の2枚組。

    milestones (2)

    レーベルは英国盤っぽいので、英国経由での配給契約なのだろうか?
    LPのrun off部分に刻まれたマトの刻印も英国盤っぽく見える。

    milestones (3)

    けれども、音質はひどい。ナローレンジだし、使用されたマスターは3世代くらい経過したひ孫コピーぐらいに思える。これでは、聴く気にならない。
    実際、買った頃に一度聴いたきりだったが。


    次は、90年代の終わりごろに米国Columbiaから再発された180gの高音質プレス盤。

    milestones (10)

    米国でのCD化の際に使用されたと思われるジャケットがそのまま使われている。

    milestones (12)

    このLPが残念なのは、A-1、A-2がtrue rtereo音源なのだが、それ以外が擬似ステレオを採用している点。
    とは言え、どちらの音源もちょっと古い音に聞こえる。


    このように見ていくと、今回のMFSL盤LPは、十分にお買い得かもしれない。

    関連記事
    スポンサーサイト

    テーマ : 洋楽ロック
    ジャンル : 音楽

    コメント

    Secret

    プロフィール

    JD

    Author:JD
    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。僕は1970年代のオーディオ全盛期の最後に属する世代で、ペアマイク持参で生録に挑戦した世代。国内盤LPが高価だったので輸入盤を買っていた、そういう中高生時代を過ごした。

    最新記事
    最新コメント
    最新トラックバック
    月別アーカイブ
    カテゴリ
    カレンダー
    08 | 2017/09 | 10
    - - - - - 1 2
    3 4 5 6 7 8 9
    10 11 12 13 14 15 16
    17 18 19 20 21 22 23
    24 25 26 27 28 29 30
    検索フォーム
    RSSリンクの表示
    リンク
    ブロとも申請フォーム

    この人とブロともになる

    QRコード
    QR