Over, under, sideways, down/ Yardbirds

    以前、愛すべきB級グループと紹介したYardbirds。
    彼らの残したスタジオアルバムで最も完成度の高い作品は『Over, under, sideways, down』ではなかろうかと思う。
    個人的には今ひとつと思える曲もいくつか含まれるが。

    *7/26夜追記:そう言えば英国盤のタイトルは『Yardbirds』で、通称「Roger the enginneer」として知られている。『Over, under, sideways, down』ではなかった。

    そのカナダ盤がこれ。
    『Over, under, sideways, down(T-6202)』
    ousd (1)


    写真はstereo盤とmono盤なのだが、ここでのstereo盤はリプロ盤。
    正規stereo盤がカナダで登場したのかどうか僕は知らない。

    リプロ盤はオリジナル盤をコピーして作成されているので、ジャケット写真は全体的にぼけている。
    それと、赤矢印で指した部分、写真の切り貼り跡っぽいものが、白い線として残っている。

    ousd (3)

    カナダ盤はジャケットがカッコいいこともあって非常に人気だ。だから、リプロ盤が登場したものと思われる。とは言っても、Jimmy Pageの髪型は何とかならなかったのか!と思ってしまうが…。

    ジャケット裏デザインは英国盤に準拠。
    ousd (7)

    そのカナダ盤『Over, under, sideways, down』は、英国盤とも米国盤とも選曲が異なっている。
    ousd (8)
    *クリックで拡大

    12曲収録は英国盤と同じなのだが、カナダ盤には英国盤ではアルバム未収録のシングル「Shapes of thngs」を収録していて、代わりにB-2「Jeff’s boogie」が未収録。
    さらに曲順もいろいろと変更されている。
    * ちなみに、米国盤は曲数を10曲に減らされている。

    正規mono盤の音質だが、低域の量感不足を感じるものの、低域から高域までとても自然な音質。
    これに対し、英国mono盤は積極的にイコライジングを施して音を作ってある。この点は大きな違いだ。
    米国mono盤はそれらの中間といったところか。
    *7/27補足:英国Monoと米国Monoは周波数レンジに違いがあり、米国盤では超低域近くの音が入っていない。また、英国盤はこのアルバムに限らず米国とは違う独自のEQカーブをかけてカッティングしていると思われる。これらのことが音質の違いとして現れていると思った。


    ousd (14)
    *正規盤レーベル

    ousd (17)
    *リプロ盤レーベル

    正規mono盤のマトは手彫り。リプロ盤も手彫り。

    リプロ盤は、やはりコピー盤なので(当時はLP音源からのコピーか?)音質的には英米の正規ステレオ盤やあるいは多数出た再発ステレオ盤のほうが良いかも。とは言え、それほど悪いとは感じない。

    そして、ジャケットといい、レーベルといい、カナダ盤の味わいを感じさせてくれるのは事実。


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    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。僕は1970年代のオーディオ全盛期の最後に属する世代で、ペアマイク持参で生録に挑戦した世代。国内盤LPが高価だったので輸入盤を買っていた、そういう中高生時代を過ごした。

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