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    Beatlesの1stアルバム(12)Please Please Me 英国盤

    ppm3rd (1)
    英国盤の「Please Please Me(PMC1202)」については多くの方々がHPやブログでとても丁寧に紹介されている。僕の持っているレコードはそれらに比べるとジャケットや盤のコンディションも良くない。情報的にもマニアには耳タコな話ばかり。なので、手短に。

    今回はMono盤についてのみ。
    Gold Parlophone
    ppmgold1.jpg
    英国で1963年3月にリリースされた初版のレコードは、このような金色のレーベルだったため、通称Gold Parlophone(略してGold)と呼ばれている。
    このレーベルには楽曲クレジットの版権所持者の表記に2種類あり、写真のようにDick James表記のものが初版レーベル(=1stプレス)、Northan songs表記のものが2ndレーベルとなり、そのまま2ndプレスと呼ばれる。

    ppmGoldJ1.jpg
    表ジャケット右上に大きくMONOと記載がある。これは4thプレスまで継続。(切り替わりは5thか6thか僕は知らない。)
    Goldの特徴として、ジャケット右下の撮影者のクレジットの位置がかなり右寄りとなっている。

    僕の持っているジャケットの大半がこのように赤みがかったものだ。昨年のリマスターMonoボックス収録の紙ジャケットの色味とほとんど同じ。そのため違和感はなかった。

    ppmGoldJ2.jpg
    ppm3rdJ3.jpg
    ジャケット製造会社はErnest J.Day&Co.Ltdで略してErnestと呼ばれる。

    Yellow Parlophone
    その後、1963年のうちにレーベルがこのタイプに変更となる。
    100919 (47)
    黄文字なので通称Yellow Parlophoneと呼ばれる。
    一番数多く出回っていると思われる4thプレス。

    ppm4thJ1.jpg
    ppm4thJ2.jpg
    表ジャケットの特徴として、前述の撮影者のクレジットが「songs」のgの下あたりから始まる。4thプレス以降は、この位置のまま。

    そして、4thプレスとGoldとの間に短期間リリースされたと言われるのが3rdプレス。
    ppm3rdL1.jpg
    ppm3rd (10)
    このレーベルには2種類あり、どちらも4thプレス・レーベル左中にある「初出版年1963」の記載がない。
    *下は4th(左)と3rd(右)
    ppm3rd (8)
    3rdプレスのうち33 1/3表記ありのものはさらに珍しく、僕の経験ではGoldよりも数は少ないように思う。

    3rdプレスジャケットでの撮影者のクレジット位置は、Gold同様のものと、4thと同様のものがある。

    Goldあるいは3rdのクレジットが右寄りのジャケットは痛みやすく、かなりボロボロなものが多い。紙の質が4th以降で変わったのかもしれない。僕の持っているものも半数以上がボロボロだ。
    pm3rdJboro.jpg

    ところで、「Please Please Me」のMono盤で4thプレスまでのジャケットについては、9割以上がErnest製と推測している。と言うのも、これまで150枚を超える同盤を目にしてきたが、Ernest製でないものは3枚くらいしか見たことがない。
    そのうちの1枚がこれ。
    ppm4thJb1.jpg
    ppm4thJb2.jpg
    ppm4thJb3.jpg
    Garrod & Lofthouse Ltd.製。
    次のアルバム「With the Beatles」以降は、Garrod製が一般的だ(Ernest製は1割から2割程度ではないかと推測している)。
    MONOが大文字のPPMのジャケットでGarrod製は、(僕にとっては)Gold以上に珍しい。

    これら3種類(Gold初版、3rd、4th)での音質の違いについては、以前聴き比べをした記事を載せてあるので、そちらを参考に。

    http://jdanalog.blog111.fc2.com/blog-entry-19.html

    ちなみに、Goldの音はやはり4thとは1ランク違いぐらいの差があり、言葉で喩えると、鮮度が高くふらつきのない安定した音だと言える(僕のオーディオで聴く限り)。とてもきれいな音なのにエネルギーがある。昨年のリマスターMonoボックスの音とも違う。

    近いうちに、ステレオ盤も記事にする予定。でも、ステレオのGoldは持っていないので。あしからず。
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    コメント

    Secret

    No title

    JDさん こんばんは

    私は4thプレスしか持っておりませんが、それも十分素晴らしい音に聴こえます。
    なので、GOLD盤の音は想像すら出来ませんね(笑)

    >「Please Please Me」のMono盤で4thプレスまでのジャケットについては、9割以上がErnest製と推測している

    私のもそうですし、市場で見る限りErnest製の方が多いような気がします。
    この時期ならGarrod製の方が頑丈で良いんですけどね。

    No title

    POPOSUKEさん、どうも。

    確かに、4thだけを聴いていたら、それで満足してしまいますね。3rdも同じですよ。それだけ聴いているうえでは、全く不満はありません。
    でも、Goldはやっぱり違いますね。
    どうしてなのかはわかりませんが、レコードの製造に関して何かが変わったとしか思えません。

    >この時期ならGarrod製の方が頑丈で良いんですけどね。

    クレジット右寄りのErnest製ジャケットは痛み具合がひどいものが本当に多いです。でも左寄りになってからはましですね。
    僕としては、どこが作ろうが、丈夫なものを作って欲しかったです。
    プロフィール

    JD

    Author:JD
    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。今、世界で日本だけが7インチ「シングルSingle」盤のことを誤って「EP」と呼ぶような有様となり、言葉の不理解と誤用の蔓延に落胆している。「EP」は「シングル(=片面1曲、両面で2曲収録)」よりも曲数を多く収録する(標準は4曲)意味のExtended Playの略で、両者は別の仕様だ。どうかSingleとEPとを正しく使い分けて欲しい。

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