Rip it up/15 rock’n’ roll greats

    1988年にオーストラリアで発売されたこのLP、John Lennonマニアには有名なデフジャケットで、内容は1975年発売の『rock'n'roll』と同一。

    『Rip it up/15 rock'n'roll greats (JB326)』
    JLRR (1)
    *ジャケット表はコーティングあり

    今聴くと、70年代に録音された割に、音質はあまり良いとは思えない。

    それは、このLPが変わった再発盤だからと言う理由でなく、正規リリースされた『rock’n’ roll』そのものがあまり良い音をしていなかったからだ。


    確認のために英国盤両面マト1Uの初版に取り替えて聴いたが同じだ。

    JLRR (9)
    *こちらが英国盤

    ちなみに、『Rip it up/15 rock'n'roll greats』も、英国向け初版の両面1Uのメタルマザーを使用している。
    但し、音質は若干イコライジングして微妙に高域を強めた印象。そういう調整もできるってことだ。

    A-3の「Rip it up /Readdy Teddy」は、背景にハムのようなノイズも小さく乗っている。ほとんどモノのようなミキシングも、録音品質のまずさをごまかすためではないか?と疑ってしまうくらい。

    ところが、後年に登場した『John Lennon Anthology』に収録されていた同メドレー曲は、格段に音質が向上していた記憶がある。使用された大元のマスターテープが異なるのかもしれない。

    B-6の「Just because」もJohnのボーカルが歪んでいるし、大きな音量で聴くと、ボーカルをオーバーダブする前のガイドボーカル(恐らく演奏と同時録音)も背後に聞こえる。
    結構雑な録音と言ったところか。

    そのあたり、このアルバムのRemix & Remaster盤が出た際、音質的にはかなりテコ入れされていたように思う。ミキシングの傾向も、個人的にはオリジナルLPよりも、Remix & Remaster盤のほうが好きだった。

    JLRR (5)
    *『Rip it up/15 rock'n'roll greats』の裏。曲順は意図的に?変えてあるが、実際は同じ。

    JLRR (7)
    *レーベル


    最後に、初めて買った時の国内EAS規格盤もひっぱりだして音質を比較したが、国内盤は音そのものが英国/豪州盤よりも雑な感じがした。


    なおこのアルバムの内容だが、正直なところ、なかなか格好よく決まった曲がいくつかあることはあるが、大半はオリジナルアーティストの原曲の方が格好良い。
    個人評価は5点満点のうち3点。3点は、ちょっとおまけしている気もする……。

    JLRR (10)
    *英国盤マト1U/1Uレーベル


    それにしても、僕は高校時代に国内盤を新品・定価で購入したのだが、この程度の内容と知っていたなら、他のLPにお金を使って、これは中古盤か輸入盤にしておけば良かった。
    今思えば、とても勿体無い買い物をした。



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    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。僕は1970年代のオーディオ全盛期の最後に属する世代で、ペアマイク持参で生録に挑戦した世代。国内盤LPが高価だったので輸入盤を買っていた、そういう中高生時代を過ごした。

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