Waterloo sunset/Kinks

    先日、Kinksの「Autumn almanac/Mr. Pleasant」について記した記事で以下のように記した。

    “ 「Waterloo sunset」は、Ray DaviesがBeatlesの「Penny lane」を聴き、触発されて書いたと言う話がこれまではまことしやかに語られてきたと思うが、実際に4月に録音し5月に発売したことからすると、本当の話なのかもしれない。”

    けれども、昨日久しぶりに『エックス・レイ』を読み、そこで書かれてあることに従えば少し違っているとわかった。
    xray (1)

    『エックス・レイ』は発売当時に買って読んで以来だった。96年の発売なので16~7年ぶり。


    『エックス・レイ』によると、「Waterloo sunset」は「Penny lane」を聴き触発されて書いたわけではなさそうだ。それ以前からRayには、この曲の構想があったようだ。

    そして、最初は別の歌詞だったが、それを「Waterloo sunset」にしたとのこと。

    そのあたり具体的には書かれていないが、やはり「Penny lane」を聴き、触発されて歌詞(と言うよりも歌のテーマ)を変更したのかもしれない(その可能性が高い)。
    しかし、曲(メロディ)そのものは既に頭の中にはっきりとしたものがあったのだろう。


    最初は何度か試しにバックトラックの録音をしたが、この曲はRayにとっては非常に大切な曲だったので、他人にメロディや歌詞が覚えられる前にセッションをやめたとある。

    何故そのように、Kinksに関る人たちにこの曲を秘密にしていたのかについては、当時のRayの置かれた状況がそうさせたとしか言えないが、そのあたり、詳しくは『エックス・レイ』を読めばいろいろとゴタゴタ状態にあった当時のRayの状況が良くわかる。


    ところで、僕が十数年ぶりに『エックス・レイ』を再び手に取った理由は、『Village green preservation society』収録曲の一部やシングル『Wonder boy』が、なんとなく子供向けに作られた曲なのではなかろうか?と思えていたので、そういう記述がないかどうか調べようと思ったからだった。

    良くあることだが、子どもが少し大きくなると、子どもが喜びそうな(と大人が判断する)絵本や音楽などを与えたくなるもので、『Wonder boy』と当時のKinksの曲の一部は、そのような狙いで作られたのではなかろうかと思えた。

    まだ『Village green preservation society』あたりのところまで目を通せていないので(昔は読んだのだが今はすっかり記憶にない)、何か書かれてあるかどうかはわからないが。


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    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。僕は1970年代のオーディオ全盛期の最後に属する世代で、ペアマイク持参で生録に挑戦した世代。国内盤LPが高価だったので輸入盤を買っていた、そういう中高生時代を過ごした。

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