John Barleycorn must die 米国盤/Traffic

    少し前からゆっくりとレコードの整理をしているのだが、ようやくTrafficの『John Barleycorn must die』の米国盤が出てきた。

    『John Barleycorn must die』(UAS 5504)
    usjbm (2)

    米国盤は下地が網目になった布っぽい写真を背景に使って黒インクで印刷がなされたジャケット。


    英国盤と比較するとこの通り。

    usjmbd (4)


    こちらは米国盤裏。
    下地のせいで米国盤は小さな文字が読みづらい。
    usjbm (1)

    左上のイラストは英国盤と違い、高精細な版が使われている。
    ここから判断すると、米国が原盤(版)で英国ではコピー版を使用したのだろうか?
    usjmbd (6)

    見開きジャケットの内側は同じ写真なので割愛。

    さて、気になる音質だが、十分に良い音をしている。
    英国盤を聴いて受けた印象とほとんど同じ。盤質も思ったほどに粗くない。
    盤質に起因するサーフェイスノイズも気になるレベルではない。

    そこで英国盤を取り出して比較したが、ほとんど同じような音質だった。
    どうしても違いを見つけるならば、ほんとに微妙な違いだが、英国盤のほうがほんの少し音の品位が高いような、美しい音のような……そして米国盤のほうが微妙にエネルギッシュなような……でも、盤質の違いによるものかもしれない。

    レーベルはこの通り。
    usjmbd (12)


    これほどまでに音が似ているのは何故だろう?と気になってマトリクスを見ると、英国盤にも米国盤にも手彫りでUAS5504とある。但し、両者は同じ人が手彫りしたようだが、完全同一ではなく別々に手彫りされたもの。

    つまり、同じ人が原盤製作し、米国から英国に送られたのではなかろうか。

    より具体的に言うと、英国盤はA/B面でUAS5504 A / UAS5504 Bとなっているが、米国盤はUAS5504 A 1(2)/ UAS5504 B 2だった。

    また、英国盤には6 3 70と数字が彫ってあり、普通に考えると6月3日1970年となる(米国的日時表現)。

    音の違いは、やはりプレス品質によると思われ、両者はどちらで聴いても納得の音をしている。
    中古で手に入れるのなら、安価な米国盤で十分かもしれない。

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    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。僕は1970年代のオーディオ全盛期の最後に属する世代で、ペアマイク持参で生録に挑戦した世代。国内盤LPが高価だったので輸入盤を買っていた、そういう中高生時代を過ごした。

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