Mann made/Manfred mann

    Manfred mannの英国での2ndアルバム『Mann made』(CLP1911/CSD1628)。
    発売は1965年10月。

    manmade.jpg

    英国ではほぼ1年ぶりの新アルバムだ。


    収録曲数は1stアルバムよりも1曲減って、A面7曲、B面6曲の計13曲となった。

    2ndは1st『Five faces of manfred mann』ほどぐいぐい押す印象でなく、緩急織り交ぜた選曲になっている。1stの黒っぽさは少し減少したと言ったところか。

    アレンジの幅が広がり、Paul Jonesのボーカルを中心にしながらも、間奏での聞かせどころはしっかりとjazzっぽく決めていたりする。このあたりの音楽性は他の人気グループと大きく違うところだろう。
    Popな曲はよりpopに、jazzっぽい曲はよりjazzっぽくと思えなくもない。
    レコードデビューから2年以上経過しているわけだし、変化があって当然だろう。

    個人的な意見だが、実はR&B調の黒っぽい曲を好んだのはPaul Jones一人で、他のメンバーはあまりR&B路線は好んでいなかったのではなかろうか?とさえ思えてくる。
    ただし、Pop路線は食うために必要なので、ヒット曲路線としてのシングル発売は必須だと承知しながら。

    でもMcGuiness作のB-5「L.S.D」はブルースっぽい曲だから、Paul Jones一人がR&B路線だったわけでもないのかもしれない。

    特筆すべきは、リーダーのMannを除く4人がそれぞれオリジナル曲を提供している点。

    これについては、ジャケット裏にもそのことについてTom McGuinessが触れていた。
    それを読むと、前作よりも進化してると思いたい・・・・・・みたいな記し方になっている。また、選曲はメンバーの好みを横断的に反映したものとなっているとあり、Paul Jones一人がR&Bっぽいのを好んだとは言い切れない。と言うことで、早くも前言撤回(笑)。


    さて、僕の持っているのはオリジナルMono盤だが、再発のStereo盤(Starlineシリーズ盤)も持っているのだが、今回は見当たらず。

    ジャケット裏は、新聞紙か雑誌記事を模したデザインなのかなと思える。
    manmade (3)


    今回もMono/Stereo両方の番号が下折り返し部分に印刷があるが、Stereo盤も発売された模様(資料による)。僕は見かけたことがないが。
    それよりも手に入りやすい再発Stereo盤があるし、それで十分満足だ。

    レーベルはこの通り。
    manmade (10)




    米国では珍しいことに、同一タイトル、同一内容で1ヶ月遅れの11月に発売となったようだ(資料による)。前作が10月発売なので、2ヶ月続いてアルバムがリリースされたことになる。困ったものだ。

    『Mann made』(ALS16024/ALM13024)。
    manmade (5)

    米『Mann made』に関しては、僕はStereo盤しか持っていない。
    ジャケット表に使われた写真は英国盤と同じなのだが、別デザインとなっている。

    manmade (6)
    裏のデザインも異なる。

    使われているライナーは英国盤からの一部抜き出しだ。
    しかし、おかしなことに米国では通じない文章が最初に使われている。
    「It's been a year since our last LP and……。」
    これを読んだ米国のファンは、「前のアルバムから1年?! 何言ってんだ、1ヶ月だろう!」と突っ込んだことだろう(苦笑)。

    manmade (9)
    *クリックで拡大

    ちなみに、ジャケット裏に使われたメンバーの写真は、米国盤1stのジャケット裏で使われていた写真から切り抜いたものだ。

    それにしても13曲の収録は、当時の米国盤では多かったに違いない。

    米国ステレオ盤は、またまた良好な音質。
    レーベルデザインが元に戻っている。
    manmade (15)


    このアルバムは、例のCD4枚組、紙スリーブ入りボックスセットには未収録。




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    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。僕は1970年代のオーディオ全盛期の最後に属する世代で、ペアマイク持参で生録に挑戦した世代。国内盤LPが高価だったので輸入盤を買っていた、そういう中高生時代を過ごした。

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