Five faces of manfred mann

    Manfred mannの英国での1stアルバムは以前、これで取り上げた。

    『Five faces of manfred mann』(CLP1731)。
    ffmm2 (6)

    資料によると1964年8月の発売。
    内容は言うまでもなく、当時の英国ロックの名盤の1枚だと思う。


    前回は英国オリジナルが見当たらず80年代頃の再発盤で紹介したが、今回はオリジナル盤が出てきたので、それを紹介する。

    ffmm2b.jpg
    *ジャケット裏(赤い部分は落書き)

    14曲収録で、シングル発表曲から3曲を収録している。しかし、それがB面曲ばかり(笑)。
    具体的には「Without you」「I’m your kingpin」「What you gonna do?」の3曲。

    ところで、僕は前回の記事で紹介した英国盤CDでStereo盤の存在を知ったのだが、いくら探しても(今のところ)見つけることができておらず。
    英国盤ジャケットにはStereo/Mono両方の型番が記載されている。

    しかし、今回資料を見てわかったのだが、英国1stのStereo盤は、レコード番号までつけられていたにもかかわらずキャンセルになったようだ。

    もしかすると輸出仕様stereo盤なるものが存在する可能性はあるが、あくまで可能性であって、僕自身は無いと思っているくちだ。

    ffmm2 (20)
    *レーベル


    英国盤の音質は非常に良いと思う。
    ただし、A-6の「I’m your kingpin」のイントロ部分で音がおかしくなる箇所がある。テープにゴミでも付着していたか、あるいはテープに磁性体剥がれがあったかのどちらかだろう。
    *持っているオリジナル盤2枚とも同様。マトは両面1N。


    Manfred mannの黒っぽさはJazz畑出身と言うところからくるものと、Paul Jonesの粘っこいボーカルやハーモニカから来るもので、Rolling Stonesの黒っぽさとは大きく印象が異なる。Rolling Stones版の「Down the road apiece」を聴くと違いに驚く。あれはChuck Berry版のカバーと思われることも、大きな違いなのだが。



    カナダでは米国と違って独自のアルバム発売が行われており、1stは英国仕様に限りなく近い。
    『Five faces of manfred mann』(T6093)。Mono。

    ffmm2.jpg

    英国盤との違いは見てお分かりの通り、一番上に「featuring Do wah diddy diddy」とある点。つまり、ここは米国盤と同じ。

    しかし、A面1曲目に配置するのでなく、B面1曲目になっている。
    他の曲や曲順は英国盤と同一の14曲入り。そのため、英国盤B-1の「I’ve got my mojo working」がカットされている。

    ffmm2 (4)

    カナダ盤の音質は味付けの無い音と言うか、まるでフラットトランスファーと言ったような類の音で、これを聴くと英国盤の低音が強調された音だと言うことがわかる。
    これも良い音だ。特に高音が美しい。

    ffmm2 (14)
    *レーベル



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    ジャンル : 音楽

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    Five faces of manfred mann

    はじめまして、ダーといいます。
    ときどき読ませていただいてましてが、manfred's
    が取り上げてあるので書き込みさせていただきます。
    自分はこれのUKExport盤を持っていますけどMono盤でした。Odeon labelでレコード番号はPCLP1731です。マトリクスは英国盤と同じ1Nなので、音は英国盤と同じです。自分はやはりstereo盤は出ていないと思ってますけど、どうでしょうかね。謎ですね。

    Re: Five faces of manfred mann

    ダーさん、こんばんは。
    はじめまして。

    コメントどうもありがとうございます。

    >自分はこれのUKExport盤を持っていますけどMono盤でした。
    >Odeon labelでレコード番号はPCLP1731です。
    >マトリクスは英国盤と同じ1Nなので、音は英国盤と同じです。

    そうですか、Export盤はMonoでしたか。
    となると、やはり英国プレスのstereo盤存在の可能性はかなり低いですね。
    貴重な情報、どうもありがとうございました。

    No title

    こんにちわ。
    このアルバムのステレオに関してですが、昔何かの本でステレオミックスは制作されてものとともにリリースされる予定だったが、メンバーが気に入らず当時はお蔵入りになったと書いてあったと思います。
    そのマスターが何らかのミスで使用された可能性はあるかもしれませんが、少なくとも僕は今のところそういう話を聞いたことはないです。
    たぶん90年代のステモノ2In1のデジパックCDが初登場だと思います。

    Re: No title

    Grahamさん、こんばんは。
    お久しぶりです。
    追加情報、どうもありがとうございました。

    > このアルバムのステレオに関してですが、昔何かの本でステレオミックスは制作されてモノとともにリリースされる予定だったが、メンバーが気に入らず当時はお蔵入りになったと書いてあったと思います。

    ステレオ盤がキャンセルになったと言うのは、そういう経緯があったわけですね。
    なら、やはり90年代のCD登場までは、英国盤としてはステレオ盤は存在しなさそうですね。
    プロフィール

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    Author:JD
    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。僕は1970年代のオーディオ全盛期の最後に属する世代で、ペアマイク持参で生録に挑戦した世代。国内盤LPが高価だったので輸入盤を買っていた、そういう中高生時代を過ごした。

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