The manfred mann album

    このアルバムはManfred mannの米国での1stアルバム。
    資料によれば米国でのリリースは1964年11月。

    『The manfred mann album(ASCOT alm 13015/als 16015)』
    mma1 (2)

    British invasionと呼ばれる1964年の英国グループ勢の米国進出&成功の波に彼らもうまく乗り、同年10月にはシングル「Do wah diddy diddy」がビルボードヒットチャートのNo.1を獲得。

    米国では当然のことながら、アルバムにはヒット曲を収録。
    そのため、ジャケットには大きく「featuring Do wah diddy diddy」とある。
    *ちなみに、「Do wah diddy diddy」のオリジナルは「Tell him」のヒットで有名なExciters。


    ジャケット写真の彼らは、おそろいの格好をしている英国1stのジャケットよりもちょっと格好良い印象を与える(僕だけか?)。特にリーダーのマンフレッド・マンのジャケットが格好良い。

    アルバム収録曲は英国1stから11曲+「Do wah diddy diddy」の全12曲。

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    曲順は英国1stからいろいろと入れ替えされている。1曲目がシングルの「Do wah diddy diddy」と言うこともあるが、12曲収録なのは通しで聞くのも聞きやすい。

    Stereo盤は「Do wah diddy diddy」(A-1)がMonoだが、他は全てtrue stereo mixとなっている。擬似ステレオ音源で無いのは何よりだ。

    また、曲によって若干のバラツキがあるが、当時の米国盤としてはかなりしっかりと低音が刻まれているのではなかろうか。太いベースと一緒にバスドラの風圧までもが録音されている(そう聴こえる)のが好ましい。

    これはつまり、大元のEMI studioでの録音時点でしっかりと低音が録音されていたことを示すのだが、同じEMI系のBeatlesはこれほどにも低域は録音されていなかった。
    そのあたり、録音時にそれぞれの楽器音量のバランス傾向があらかじめ意図され、低音域まで録音されていたと思われる。

    レーベルを見る限り、United artists系列だろうか。
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    こちらがMono盤のレーベル。
    mma1 (21)


    Mono盤の音質を英国オリジナル盤1stと比較すると、米国盤のほうがやや高域が強めで周波数レンジが狭い気がする(あるいは狭く聴こえるだけかも)。しかしそれでも低域がそれなりに出ているので悪い印象は無い。と言うか、単体で聴くと当時の米国LPにしてはかなり良いのではないだろうか。

    ただし、A-1だけ音の傾向が他と違う(シングルなので当然か)。音量が小さく低域も弱い。

    カッティングレベルは英国盤>米国盤となっている。


    このアルバムも含めた4枚の米国盤LPを紙スリーブに収めたCDボックスセットが96年に英国で発売され、当時彼らの米国盤LPを1枚も持っていなかった僕は狂喜して飛びついた。

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    僕と同じようにこのボックスセットを聴きまくったファンは多いのではなかろうか。
    今聴いても悪くないマスタリングだと思う。

    その翌年にはEMI100シリーズから英国1stもCD化されるのだが、こちらは低域をブーストし音圧も上げたマスタリングになっていて、今聴くとやりすぎな感じは否めない。

    mma1 (12)

    これを聴くなら、米国仕様盤をボリュームを上げて聴くべきだろう。





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    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。僕は1970年代のオーディオ全盛期の最後に属する世代で、ペアマイク持参で生録に挑戦した世代。国内盤LPが高価だったので輸入盤を買っていた、そういう中高生時代を過ごした。

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