Are you experienced その3/ Jimi Hendrix Experience

    今回は『Are you experienced』の97年以降の再発状況についての前半。

    1997年にJimi Hendrix関連の作品がCD/LPで再発された際、LPはCDと同一内容となるように『Are you experienced』は2枚組での登場となった。しかも英米両方の仕様で。
    * 念のために記しておくが基本的にはStereo盤だ(Mono音源しかないものはMonoで収録)。

    jh3.jpg
    *ジャケットは艶消し仕様となった


    97年remaster盤の音質については、当時音楽雑誌でかなり絶賛された記憶があるが、低音域がはっきりと出るように音のバランスが再調整された(しかもかなり低い音域から)。これは、大元のマスターテープにそのあたりの音までも記録されていたことを示している。

    音を聴く限り、オリジナルのマルチトラックマスターからのreimxではないか?と思えるほどに音が良くなった印象を受けた。
    特に音のバランスが改善されていたが、使用されたマスターテープはオリジナルのアナログマスター(Stereo)だと言うから本当に驚きだった(確か、逆にそれ以前にはremixでCD化されていた記憶もあるが定かでは無い)。


    当時登場した2枚組仕様のLPは重量盤プレスの高音質仕様。
    音を聴いて、僕はこれが『Are you experienced』の決定版になるだろうと確信した。

    jh3 (5)
    *英国仕様盤。見開きジャケットでブックレット付属

    英米両方の仕様は、初回プレスは限定ナンバー入りだった。
    しかし、僕はLP発売当時そんな事情を知らずじまいだった。

    しかも休暇にドイツにレコードを買いに行っていた時に英国仕様盤を現地で見てしまい一足先に購入してしまったのだが、それには限定ナンバーは入っておらず。
    帰国後、出回ったLPを見てがっかりした。なぜなら、後に日本に輸入されたLPには限定ナンバーが入っていたからだ。
    それにドイツで買った価格は日本とほとんど同じだったし……。

    そのため、僕の持っている英国仕様盤はナンバーなし。
    jh3 (7)
    *ジャケット内側とブックレットの表紙逆側

    曲目はこの通り、LP1枚目は英国仕様そのまま。
    jh3 (8)

    A-3の「Red house」はMono。最後のスタジオの会話はフェードアウトして数秒しか聞けず。
    LP2枚目はシングル発表曲となっている。
    基本的には今世紀になってさらに再発されたCDと同一内容だ。

    jh3 (12)
    *レーベルはこの通り


    米国仕様盤も2枚組で、1枚目が米国仕様そのまま。
    jh3 (14)
    *ジャケット内側は英国仕様と同じなので割愛

    2枚目はシングルB面や英国盤に収録されたが米国盤ではカットされてしまった曲を収録。但し、「Red house」だけは米国発表バージョン(英国とは別演奏)のstereo mix。
    これは日本で買ったのでナンバー入り(下2桁は塗りつぶした)。
    jh3 (17)

    レーベルはこの通り、表ジャケットのロゴをうまくデザインに活用(英国仕様も)。
    jh3 (19)



    これらが決定版になるだろうと思ったと先ほど書いたとおりだが、不思議なことに米国仕様盤はその後、「Back to Black」と言うアナログ復刻シリーズの1枚としても登場した。
    内容的には、先ほどの米国仕様2枚組と全く同じ。

    jh3 (20)
    *レコード袋が紙から厚手のビニールタイプに変更となった

    裏ジャケットには1997とあるが、この仕様でのパブリッシング年を表記してあるだけだと思う。
    実際に発売されたのは2000年ごろだったのではなかろうか。

    こちらのほうが97年プレスよりもカッティングレベルがやや低いが、同一音量で聴くと97年盤よりも若干音の粒立ちが良くなった気がする。いずれにせよ、別カッティングで音質的にはほとんど変わらないか、あるいは好印象を抱く人もいるだろう(僕もその一人)。

    レーベルはこの通り(ビニールに入れたまま撮影)
    jh3 (25)



    そして、その後Jimi Hendrixのカタログの販売権利がSonyに移り、またしても再発されることになった。それが、2010年。
    次回はこれを取り上げる。





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    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。僕は1970年代のオーディオ全盛期の最後に属する世代で、ペアマイク持参で生録に挑戦した世代。国内盤LPが高価だったので輸入盤を買っていた、そういう中高生時代を過ごした。

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