Are you experienced/ Jimi Hendrix Experience

    先日、The Jimi Hendrix Experienceの1stアルバム『Are you experienced』がmono盤LPで復刻された。それも英米両方の仕様で。
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    しかし、復刻mono盤の音を聴いた限りでは、100%満足することはできなかった。
    その理由はまた後日記すとして、今回はそのJimi Hendrix Experienceの1stアルバム『Are you experienced』の英国仕様盤を紹介する。

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    *写真、左上:国内盤、真ん中:英国盤、右上:オーストラリア盤




    『Are you experienced』は英米でジャケットデザイン・選曲が異なるのはご承知の通り。

    僕の持っている英国オリジナル盤(Track record 612001)はmono盤のみ。Stereo盤もあるのかどうかは知らない。

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    *表ジャケットはコーティングされている
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    このアルバムは1967年5月にTrack recordからの記念すべき最初のアルバムとして発売された。その内容についてはrock界に衝撃を与えるには十分過ぎるほどで、ここで聞かれるバンドサウンドは、その後のハードなrock soundの標準になった気がする。

    僕は彼らの最初の3枚のアルバムのうち、この1stを一番多く聴いているのだが、それは1stアルバムの持つ新鮮さに惹かれるからだと思う。2ndの方がより洗練されアルバムを一つの作品としてまとめてあげているのだが、僕は1stの方が気楽に聴ける。

    「Fire」「Foxy lady」「Are you experienced」など、彼らの代表曲となる曲も収録されているが、僕が特に好きな曲はA-6の「I don’t live today」。

    そう言えば、僕が洋楽を聴き始めた70年代後半は、Jimi Hendrixと言えば、ギターがめちゃくちゃうまいと言う話ばかり耳に入ってきたが、実際に自分で聴き始めてからは、ギターだけでなくVocalや曲作り、楽曲アレンジの面でも凄いと言うことがよくわかった。最近では、さすがにギタリストとしてだけで捉えられることはなくなったと思うが、昔は本当に全体像の見えない評判が多かった。今振り返ると、いかにも情報の無い時代だったなぁとつくづく思う。

    さて、英国mono盤の音質だが、残念なことに低域がほとんど記録されていない。中音域にもそれほど厚みが無いので、中域~高域まで平坦な印象だ。
    総合的には音が平べったいが、ドラムの音、特にスネアとシンバル類の音の抜けの良さは非常に良い。
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    *ぶれてしまった


    英国盤仕様のmono盤として他にオーストラリア盤と日本盤を持っている。

    オーストラリア盤は英国盤と同じマトリクスで、英国製の原盤を使用してプレスされている。そのため音質はほとんど同じ。
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    *ジャケット写真のクオリティは英国盤のコピーみたいな感じ(右は英国盤)
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    日本盤は、英豪盤と比較し音が1世代進んでいるような音で、やや鈍った音と言うか、若干抜けが悪くなったような音だ。
    それでも、冒頭で記した先日登場した再発盤よりもこちらのほうがオリジナルに近い音だ。
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    残念なのは、B-5の一番最後の部分がなぜか欠落している点。フェードアウトっぽく終わってしまっている。


    最後にもう1枚、英国Track recordからの廉価版、Back track seriesからの再発盤を紹介しておく。
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    僕の持っているこれはBack track seriesからの初版ではないのだろう。
    裏ジャケットにはmonoとあるが、ほとんどの曲がstereo音源に差し替えされている。
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    Monoなのは、A-3,A-4そしてB-3,B-4。しかも、A-3は最後のスタジオ会話部分が早々にフェードアウトされてしまっている。
    マトリクス番号は両面2。

    こちらはmono音源の曲は微妙に低域も記録されているし、stereo音源曲については、しっかりと記録されている。

    そう言えば、Whoの『Sell out』も同様に、stereo初版は低域(だけでなく高域)も音溝に記録されていなかったのが、Back track seriesからの再発の際にそれらが記録されて、音質は大幅に改善されていた。
    *詳しくは過去の記事参照




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    ジャンル : 音楽

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    自分の感覚としては(昔の?)ラジオDJのネット版のようなもののつもり。僕は1970年代のオーディオ全盛期の最後に属する世代で、ペアマイク持参で生録に挑戦した世代。国内盤LPが高価だったので輸入盤を買っていた、そういう中高生時代を過ごした。

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